アーセナルまさかの逆転負け!? ヴェンゲル監督「我々には集中力も統率も欠けていた」

18日(日本時間19日)に行われたイングランド・プレミアムリーグで、3位のアーセナルが16位のウィガンにまさかの逆転負けをし、優勝争いから大きく外れた。

リーグ制覇に向けてどうしても勝ち点3が欲しかったアーセナル。
41分にベントナーからのクロスをウォルコットが決め先制すると、後半開始直後の48分にはナスリのクロスをシルベストルが決めリードを2点に広げる。

ここでアーセナルの勝利が決まったかに見えた。

が、終盤にまさかの展開が待っていた。
80分にウィガンのワトソンのゴールを決めると、88分にはGKファビアンスキのミスからブランブルがゴールを決め同点。
試合はそのままロスタイムに入るが、流れは完全にヴィガンにあり、ロダジェガからのクロスをエンゾグビアが決めて3-2と逆転。
ヴィガンが奇跡的な逆転勝ちを果たし、アーセナルは勝ち点0に終わった。

試合後、アーセナルのヴェンゲル監督は公式サイトで2点のリードを守れなかった理由として、次のように語っている。

「我々には集中力もなかったし、統率も取れていなかった。結果的にそこを突かれた。少し不運な面もあったかもしれない。だが全体的に振り返れば、90分間フットボールに集中出来なければリスクになるという事だ」。

「特に相手には失うものがないし、降格を避けるために形振り構わず戦ってくるチームだ。彼らは全く諦めなかったし、結局最後に我々は捕まってしまった」。

(2010年4月19日)

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