渦中のリベリ、疑惑の真偽はいかに!?

21日(日本時間22日以下現地時間)のチャンピオンズリーグ準決勝ファーストレグでリヨンに1-0で勝利したバイエルン。
しかしこの試合、危険なタックルで一発退場となったバイエルンのリベリに、これまた別のレッドカードが出るのではないかとメディアの注目が集まっている。

リベリのスキャンダルが報じられたのは19日のこと。
パリ市内のナイトクラブで、未成年買春に関与した疑いがあるとして、リヨンのゴブとともに警察からの事情聴収を受けたことが現地のメディアで伝えられた。
21日には相手にあたるモロッコ系の18歳の売春婦の詳細が報道され、彼女が警察にレアルのベンゼマとマルセイユのベンアルファも顧客だったと証言していることから、2人も聴取を受ける可能性があることを報道。
フランスでは18歳から成人となるのだが、リベリが彼女と関係を持ったときにはまだ17歳だったとされることから、未成年買春の疑いがかかった。
リベリは彼女が当時未成年であったことは知らなかったと証言しており、払ったとされる料金2000ユーロに関しても支払いを否定している。
売春婦が実年齢を偽っていた場合、客側であるリベリを立件するのは難しいとされる。
しかし彼らの母国フランスではこのプライバシー報道に集まる注目は大きく、今後大きなダメージを受けることになるのは間違いない。

第1戦では汚名返上の活躍を見せることなく、逆に退場の醜態を晒してしまったリベリ。
次戦の出場も停止となった彼が名誉を挽回できるのはいつになるだろうか。

(2010年4月23日)

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