首位争い大詰め!! ローマ2位転落で暫定首位はインテルとチェルシーに!!

現地時間25日、イタリア・セリエAでは首位のローマが4位サンプドリアに1-2で破れ、首位の座から転落。
実にリーグ戦25試合ぶりとなる敗北で2位に後退した。

サンプをホームに迎えたローマ。10分のメネスのシュートをきっかけに攻めの姿勢を強め、フアン、ペロッタがサンプのゴールを脅かし続ける。
そして14分、左サイドを突破したヴチニッチの折り返しからトッティがゴールを決めて先制。
流れはローマが奪ったかに見えたが、その後サンプのDF陣を前に追撃の1点を決めることができない。
後半、サンプがマンニーニとティッソーネを同時投入すると、試合の風向きが変わる。
直後の52分。カッサーノの正確なクロスを、パッツィーニがヘディングで決めて同点に。
ローマは勝ち越しの1点を狙いペロッタに変えてトーニを入れると、早速トーニがフリーキックに頭で合わせるが、これをGKストラーニが防ぐ。
81分にはトッティのポストプレーからリーセがゴールを狙うも、やはりストラーニが硬い。
そしてここからサンプの逆転劇が始まる。
85分、左サイドからマンニーニのクロス。ここで合わせるのは、やはりパッツィーニ。終了間際に逆転のゴールを決めた。
焦るローマはトッティがゴールに迫るも、ボールはゴールポストを直撃。
結局同点に持ち越すことはできず、試合は3-1でサンプの勝利。
ローマはこの結果勝ち点71に留まり、24日の対アトランタ戦に3-1で勝利した勝ち点73のインテルに首位を奪われることとなった。

また、イングランド・プレミアリーグは25日時点で、ストークに7-0で大勝したチェルシーが勝ち点80で首位をキープ。
2試合を残して2位マンUとの勝ち点差は1点の状況だ。
欧州リーグの優勝争いもいよいよ大詰め。最後まで目が離せない。

(2010年4月26日)

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