マラドーナ監督大喜び!! イグアインの今大会初ハットで2連勝!!〔W杯〕
17日に行われたW杯1次リーグB組のアルゼンチン対韓国戦、アルゼンチはFWイグアインが今大会初のハットトリックを決める大活躍を見せ、韓国を4-1に降す大勝利を収めた。
得点力不足を嘆いていたマラドーナ監督もナイジェリア戦に続く2勝目に大喜び。
「準備してきたことを実践してくれた23人の不屈な選手たちを祝福したい」とたたえた。

「満足している。チームに貢献できてうれしい」(スポニチアネックスより)
控えめに喜んだのはこの日のヒーロー、アルゼンチンの22歳FWイグアインだ。
今大会初のハットトリックは、1点リードの前半33分から始まった。
左サイド、深い位置でのFKを小さく出してから、マキシ・ロドリゲスがクロス。
ブルディッソがすらしたところをすかさずフリーでへディングシュート。
次弾は後半31分。
グエロのポストからメッシが左サイドに持ち込んでシュート。これをGKが左足ではじくが、ダイレクトでメッシが再びシュート。
しかしボールは左ポストに当たってゴール前でフリーのイグアインの正面に。おいしいところを持っていった。
そしてその4分後。
メッシがDF5人に囲まれながらも浮き球のスルーパス。アグエロが折り返した球をヘディングで押し込み、ハットトリックを達成。
決定機をかぎ分ける嗅覚と、抜群のポジショニング。自身の才能を存分に発揮した結果だ。

2連勝に喜ぶ指揮官は、ハットトリックを決めたイグアインをキスで祝福。
試合終了後には選手一人一人を抱き寄せ、最後には何度も好機を演出し、得点の立役者となったメッシのほおをなでてねぎらった。
会見場で「私が監督として成長したとすれば、素晴らしい選手たちのおかげにほかならない」と満足げに語ったマラドーナ監督。
選手と監督の濃密なコミュニケーションや良好な信頼関係が、アルゼンチンの強さの秘密かもしれない。
(2010年6月18日)
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