グループC、D最終節終了!! 決勝T1回戦にドイツ対イングランドの好カード〔W杯〕

23日に行われたW杯1次リーグC、D組の最終節で、C組ではイングランドとアメリカが、D組ではドイツとガーナが決勝トーナメントへの進出を決めた。

C組では、ここまで2分けと苦戦してきたイングランドがスロベニアを相手に前半23分のデフォーのゴールで先制に成功すると、追加点こそ奪えなかったものの、このままリードを守って1-0で勝利。勝ち点を5として無事に決勝T進出を果たした。
同時刻に行われたアメリカとアルジェリアの一戦は、スコアレスドローのまま終了かと思いきや、後半ロスタイムにアメリカがカウンターからドノバンが劇的な決勝ゴールを決め1-0で勝利。土壇場で勝ち点を6に伸ばしてC組首位での突破を達成した。

全チームに決勝T進出の可能性が残っていたD組では、ドイツが後半15分に、ミュラーからのラストパスをフリーで受けたエジルが左足で決勝点を決めてガーナに1-0で勝利し、勝ち点を6とし自力で16強入りを果たした。
一方、同時刻に開催されていたオーストラリアとセルビアの試合は、2-1でオーストラリアが白星を挙げたものの、勝ち点4で並んだガーナに得失点差で及ばず。
D組2位で決勝T進出を果たすのはガーナに決まった。ガーナはアフリカ勢で最初の決勝T進出国となった。

これでドイツは、決勝トーナメント1回戦でC組を2位で突破したイングランドと対戦することが確定。
このビッグマッチにドイツ代表のレーブ監督は、
「（イングランドとの）ベスト16は伝統の一戦だね。我々は楽しみにしているよ。スペシャルな試合になるだろう。我々の間には多くの歴史があるからね」（Goal.comより）
と、コメント。
「彼らには多くの素晴らしい選手たちがいるし、経験も豊富だ。ルーニーはいつだって爆発できる。我々はタフな仕事を求められるね」
今大会無得点ながらも、順調にひざの負傷から回復しているイングランドのルーニーを警戒する発言を見せたが、決勝T初戦を争う強敵との一戦を楽しみにしているようだ。

注目の一戦は27日、日本時間23時から行われる。

(2010年6月24日)

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