バルサが本田獲得へ!? 移籍金は14億円!!〔W杯〕

サッカースペインリーグの強豪バルセロナが､W杯南アフリカ大会日本代表のMF本田圭佑(24)=CSKAモスクワ=の獲得に乗り出すことが分かった｡
新たに就任したサンドロ･ロセイ会長が新プロジェクトの目玉として､本田の獲得を幹部会で命じたことが4日に判明した｡サンケイスポーツが報じた｡
すでに水面下で移籍金1300万ユーロ(約14億円)で打診するなど､日本が誇る天才レフティーの超ビッグクラブ入りが現実味を帯びてきた｡

初のW杯で2得点､3度のマン･オブ･ザ･マッチに輝くなど､日本の16強進出に欠かせない働きをした本田に世界の注目が集まっている｡
4強入りしたスペイン代表のデルボスケ監督は､

｢メッシ､エジル､ホンダが今大会を代表する創造力あるレフティー｣

と絶賛｡英メディアもリバプール､アーセナルが本田獲得への調査を開始したと報じた｡

そんな中､新たに動きを見せたのはスペイン最強のクラブチーム､バルセロナだ｡

｢新会長が､新プロジェクトの目玉にW杯で活躍する4人を挙げている｣(サンケイスポーツより)

同紙によると､会長選の末､今月1日付で就任したロセイ新会長は､3日までにクラブ幹部の会議を開いて経営プロジェクトを説明｡
そこで､新獲得候補として､ドイツ代表MFエジル(ブレーメン)､同MFミュラー(バイエルンM)､ポルトガル代表MFコエントラン(ベンフィカ)､
そして､日本代表MF本田の4選手の名を挙げたことを､バルサに近いイタリア人代理人が明言したという｡

バルサは､水面下で移籍金1300万ユーロでの獲得をCSKA側に打診したという｡
しかし､CSKA側は欧州カップ戦での躍進を目標に､セリエA･ACミランからの1000万ユーロ(約11億円)でのオファーを拒否している｡

交渉の最低ラインが2000万ユーロ(約22億円)に設定されているのもポイントだ｡
本田の代理人であるプルーフスマ氏は｢多くのクラブが興味を持っているのは事実｣と認めた上で､提示額次第で交渉が始まる可能性を示唆した｡
正式なオファーが届けば､本田側からCSKAに積極的に働きかける可能性があるだろう｡

移籍が実現すれば､アルゼンチン代表FWメッシや､すでに加入が決まっているW杯南ア大会得点ランク首位のスペイン代表FWビリャら､世界最高のスターと共演することになる｡
4年後のW杯に向けて自身の成長を図るに､最高の舞台となるはずだ｡

スペイン紙ムンド･デポルティボは｢監視下にある真珠たち｣と題して､バルサの本気度を報じた｡
今後､強化部門など新チームの編成が終了してから､具体的な交渉が行われる見通しだ｡

将来の夢として｢レアル･マドリード移籍｣を公言してきた本田だが､レアルの最強ライバル入りを前に､どう出るのか｡
今後の発言に注目が集まる｡

(2010年7月5日)

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