FIFAが重い腰を上げた!! 「現在の審判制度は今大会で最後に」
FIFA(国際サッカー連盟)は現地時間8日、2014年のW杯に向けて、審判システムの改善を検討していることを発表した。
ジェローム・ヴァルケ事務局長が「現在の審判制度で臨むW杯は今大会が最後になるだろう」と話したことが、ロイター通信より報じられた。
立て続けに起こった歴史的大誤審に、FIFAもついに重い腰を上げた。

誤審や微妙な判定に揺れた今大会。
決勝トーナメント1回戦のドイツ対イングランド戦では、イングランドのFWランパードのゴールが認められず、結果はイングランドが敗退。
また、同アルゼンチン対メキシコ戦では、アルゼンチンのFWカルロス・テベスがオフサイドの位置から放ったシュートがゴールの判定になり、結果はアルゼンチンの勝利。
これらの誤審問題は世界中で大きな議論を呼び、「審判システムにテクノロジーの導入を」という意見が各方面から相次いだ。

FIFA側はそれに対し一貫して「システムを変えることはない」との姿勢を取っていたのだが、
FIFAのヴァルケ事務局長は8日、英「BBC」のインタビューに対し、ランパードのゴールに言及。

「我々は審判に見逃された1点について協議しており、そこから新しいテクノロジーについての話につながっている」

として、これまで拒否してきた「テクノロジー導入」の可能性を示唆した。


今大会で起きた誤審について、FIFAのゼップ・ブラッター会長はすでに謝罪しており、
テニスやクリケットで導入されている「ホークアイ」のようなカメラによるライン判定システムを考慮に入れたいとしている。

また、欧州サッカー界はすでにゴールラインとペナルティエリアを監視する審判員2名を増やした審判6人制を導入しており、
昨季のヨーロッパリーグでテストされたこのシステムは好評価を得た。
そのため、今季のチャンピオンズリーグの予備選およびEURO2012予選でも導入が予定されている。
(2010年7月11日)
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