最下位･楽天にノムさん復帰の仰天プラン!? 根強い野村待望論

ソフトバンクが優勝を決めた裏で､パ･リーグ最下位がすでに決定している楽天｡

就任1年目のマーティー･ブラウン監督に対し､球団内では采配に対する疑問の声が噴出している｡
29日の今季最終戦終了後に､続投か解任かの方向性が決まる予定だが､新監督候補に野村克也前監督の名前も挙がっているという｡

27日に都内の楽天本社で行われた球団の取締役会に出席した球団幹部は､
監督の続投､解任という具体的な話はなかったと前置きした上で､
｢ブラウン監督でいいのか､という声が上がっているのは事実｣(デイリースポーツより)
とコメントした｡

2年契約のブラウン監督は来季も契約が残っているが､電撃解任となれば後任探しが急務｡

現時点では具体的な候補リストはないというが､同幹部は､
｢前監督も意欲を見せていらっしゃるのであれば､そういうリストにも入ってくるのではないか｣(同)
と野村前監督も候補の1人となる可能性を示唆した｡

野村氏は昨シーズン､球団を初のクライマックスシリーズに導きながら､球団から健康面を考慮され"勇退"という形で監督から退いた｡
今季から名誉監督に就任し､5月には解離性大動脈瘤の疑いで休養したが､現場復帰への意欲を日ごろから口にしている｡

監督としの手腕だけでなく､ファンからの人気も絶大な野村氏｡
楽天本社内でも､
｢野村監督を代えたのは早すぎたのでは｣(同)
という声が上がっており､野村待望論は根強いようだ｡

来季､またあの"ボヤキ"が聞けるかもしれない｡

(2010年9月29日)

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