巨人･坂本勇人が降格!? 原監督が心配する"ナゾの病"の正体とは!?

巨人が2位通過へ､坂本勇人内野手を1番から降格させる可能性が出てきた｡

ジャイアンツ球場での練習を終え､帰りの車に乗り込もうとした原監督が､報道陣に意味深長な言葉を残した｡

｢明後日の5時半ぐらいに､分かるでしょう｣(サンケイスポーツより)

明後日の5時半とは､横浜戦の先発オーダーが発表される時間｡
2位通過へ残り3戦全勝を目指す指揮官は､オーダーの変更を示唆した｡

そのターゲットとなったのは､ここまで1番打者としてチームを牽引してきた坂本だ｡

2日の横浜戦後､原監督は､
｢気になるのが勇人のポップフライ病｡初めて苦言を呈するが､決断を下さないといけないところにあるのかな｣(同)
と発言しており､"決断"が打順降格を意味することは言うまでもないだろう｡

坂本はここ4試合､18打数1安打と絶不調｡
さらに､原監督が"ポップフライ病"というようにフライアウトが12打席と内容も悪い｡

今季､全141試合に出場中の坂本は8月に2試合だけ8番を打ったが､それ以外はすべて1番｡
全幅の信頼を置く若きリードオフマンの打順降格は､原監督の2位確保への本気度を表している｡

この日の坂本は､フリー打撃で左足を上げずに叩きつけるバッティングを繰り返し行うなど､不振脱出へ必至の形相｡

｢フライを打とうと思っているわけじゃないけど､結果的にフライが多い｡(フォームなどを)変えていかないと｣(同)
と黙々と汗を流した｡

指揮官の荒療治に､坂本は応えることができるか｡

(2010年10月4日)

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