本田圭佑､Aマドリード移籍へクラブ間交渉開始!? リバプール移籍はガセだった!?

来年1月､所属しているロシア1部リーグ･CSKAモスクワからの移籍が濃厚とみられている日本代表MF本田圭佑｡
先日､プレミアリーグの強豪･リバプールが獲得に向けCSKAモスクワ側と交渉を始めていると報じられた｡

3日に行われた欧州リーグ1次リーグ･ローザンヌ戦に先発した本田は5-1の大勝に貢献｡
移籍が決まればこの試合がホームでの最終戦になることもあり､本田はピッチから引き上げる際､サポーターに拍手を送った｡

しかし同日､本田の代理人を務めるケース･プルーフスマ氏は本田のリバプール移籍について､
｢静かな状況だ｡リバプールからもほかのチームからも圭佑にオファーはない｣(スポーツ報知より)
と全面否定｡
｢本田はCSKAモスクワとの契約が(2013年まで)あるし､バケーションに入る｣(同)
と年明けの移籍が白紙状態であることを強調した｡

だが一方で､CSKAモスクワに近い関係者が､
｢CSKAとアトレティコ･マドリード(以下､Aマドリード)は既にクラブ間で何度も交渉している｣(スポニチアネックスより)
と証言｡
最終目標としてレアル･マドリード移籍を掲げている本田にとって､同じスペインリーグの名門チームからのオファーは魅力的なものだろう｡

AマドリードはW杯南アフリカ大会後にも本田の獲得に動いており､以前からその攻撃力を高く評価｡
チームは同大会でMVPを獲得したウルグアイ代表FWフォルランが在籍しているが､来季の移籍が噂されており､その穴を埋める存在として再び本田にオファーを出したようだ｡

さらに､前出の関係者は､
｢Aマドリードが猛攻をかけている｡お金次第では成立する可能性が高い｣(同)
としており､リバプール移籍報道から一転､夢のスペインリーグに挑戦する可能性が高まってきた｡

来年1月の移籍市場再開を前に､水面下では本田争奪戦が始まっているようだ｡

(2010年12月6日)

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