楽天･岩隈久志のおかげ!? アスレチックス､松井秀喜獲得へ’切り札’用意!!

米大リーグ･エンゼルスからFAとなり去就が注目されている松井秀喜外野手｡
様々な憶測が飛び交う中､代理人のアーン･テレム氏が7日､アスレチックスのビリー･ビーンGMと直接交渉を行っていたことがわかった｡

以前から来季に向けた補強ポイントを､
｢DHに狙いを絞っている｣(毎日jpより)
と公言していたビーンGM｡
しかし､興味を示していたダン､バークマンといった強打者の獲得に失敗｡
球界屈指の敏腕で知られる同GMは､
｢確かに彼らに興味は持っていた｣(同)
としながらも､
｢他にも興味あるDHはいる(中略)残りのグループからいい打者が取れる｣(同)
と今後もDH獲得へ積極的に動いていくことを宣言していた｡

そんな中で行われた今回の電撃交渉｡
具体的な内容は明かされていないが､1年500万ドル(約4億1000万円)前後のオファーが提示されたとみられている｡
さらに､ある地元記者は､
｢これ以上逃げられるわけにいかない｡交渉過程で､2年契約を提示してもおかしくない｣(同)
とビーンGMが"切り札"として2年契約を提示すると予想｡
アスレチックスは楽天･岩隈久志投手との交渉が決裂したこともあり余剰資金が豊富｡
来季37歳を迎える松井に対しても､高額の2年契約を提示する可能性は十分にありそうだ｡

来季､所属球団が決まらなければ引退も考えると語っていた松井だが､その周囲が徐々に騒がしくなってきた｡

(2010年12月8日)

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