オリックス･岡田監督がカブレラの退団を大喜び!? ｢金を稼ぎに来てる｣と痛烈批判!!

オリックスの岡田彰布監督が大型補強を続けるソフトバンクをけん制｡
今季､自軍の主砲だったカブレラ内野手のソフトバンク入りを歓迎する余裕もみせた｡

この日､報道陣の前に姿を現した岡田監督は､
｢他球団の戦力分析?まだまだ｡変わってるのはソフトバンクくらいちゃうか｣(スポーツ報知より)
とコメント｡
今季､自軍で打率.331､24本塁打､82打点と活躍したカブレラのソフトバンク入りには､
｢ピッチャーが良かったらそんなに打てんぞ｡打つ方に期待を寄せて勝ったチームはない｣(同)
と言い切った｡

今オフ､カブレラだけでなく､FAで内川聖一外野手､細川亨捕手を獲得したソフトバンク｡
来季は新戦力と小久保､多村､オーティズ､松中らが融合し超強力打線が完成するが､岡田監督は､
｢かぶる部分は出てくる｡松中とか出られんようになるよ｡小久保もDHになるんちゃうか｡可能性としたらな｣(中日スポーツより)
と指摘した｡

さらに岡田監督は､カブレラが退団することによるメリットがあると主張｡
オリックスにはカブレラと同じベネズエラ出身のバルディリス､カラバイヨが在籍しているが､
｢あいつらも､あれこれ言われんようなるしな｡一緒に打撃練習すんの嫌がっとったで｡困るんは(カブレラにおごってもらっていた)メシ代ぐらいちゃうの｣(同)
と暴露し､
｢バルやカラバイヨは日本人的な感覚でやっている｡姿勢が違うよ｡カブレラは本当の助っ人｡金を稼ぎに日本に来ているというかな｣(ニッカンスポーツより)
とカブレラの野球に対する姿勢を痛烈に批判した｡

豊富な資金力を武器に強打者を次々と獲得しているソフトバンクに対して､パク･チャンホ投手やイ･スンヨプ内野手､寺原隼人投手など投打のバランスを考えた補強をみせているオリックス｡
岡田監督の発言はただの強がりなのか､それとも来季に向けた確かな手応えを感じているのだろうか｡

(2010年12月30日)

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