アジア杯、韓国は「優勝者は韓国人」と主張!? 李忠成の活躍に日中韓で反応様々
アジア杯決勝・オーストラリア戦で決勝ゴールを決め、一躍ヒーローとなったFW李忠成。
31日付の韓国主要3紙では、自国の活躍を振り返る記事よりも、李の生い立ちや成長を大きく報じている。

在日韓国人4世として日本に生まれた李は、北京五輪を翌年に控えた2007年、日本に帰化。
昨季、J1サンフレッチェ広島で11ゴールを挙げた活躍が認められ、今大会で日本代表に初選出された。

グループリーグ第1戦のヨルダン戦以来出場機会はなかったが、延長前半から途中出場した決勝では見事なボレーで日本の優勝に大きく貢献。
試合後のインタビューでは、
「ヒーローになる、ヒーローになると言い聞かせていた。このピッチに立てて幸せ」(スポニチアネックスより)
と喜びを爆発させた。

この活躍を韓国主要3紙は概ね好意的に報じているが、一部メディアは、
「在日韓国人である李忠成がゴールを決めて優勝した。優勝者は韓国人だ」(サーチナより)
などと主張。

この報道に対し、中国のネット上では、
「韓国人は恥知らずだ」
「日本は1人の在日韓国人のおかげで優勝できたというなら、韓国人が11人もいる韓国チームはなぜ優勝できなかったのか」
といった批判の声が挙がっている。

一方、日本では2大会ぶり4度目の優勝に多くの人が歓喜。
深夜帯の放送だったにも関わらず、平均視聴率は33.1%をマークしたことからも関心の高さが伺える。

しかし、ネット上には、
「韓国人>日本人ということが確定したな」
「日本代表チームはただ韓国人の優秀さをアピールするために利用されただけになってしまった」
といった意見も少なからず出ており、素直に喜べない人もいるようだ。

そんな中、李は30日に自身のブログを更新。
「僕の人生において最高の1ページを築けた日だった」
と決勝を振り返り、大会期間中のチームの様子を報告。
ブログの最後には決勝点となったボレーを、
「みんなの想いを乗せたシュートでした」
とし、チームメートやサポーター、両親への思いを綴っている。

これまで、インタビューなどで、
「日本と韓国の両方の文化で育ち、両国を愛している」(スポニチアネックスより)
と自身の立場を語ってきた李。
今後も両国の誇りを胸に、一人のサッカー選手として戦っていくことに変わりはないだろう。
(2011年1月31日)
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