ソフトバンク･和田毅が交流戦最多タイの19勝目! チームも交流戦負けなし!

【巨人 1-2 ソフトバンク東京ドーム】
ソフトバンク･和田毅投手が25日､交流戦の巨人戦に先発｡
6回1失点と好投し､交流戦最多タイの19勝目を挙げた｡

巨人先発･金刃との息詰まる投手戦となったこの一戦｡
試合後に和田は､
｢きょうは粘れたことだけですね｡何とか踏ん張れた｡次回までにしっかり修正したい｡チームに勝たせてもらいました｣(サンケイスポーツより)
と反省を口にした｡

その言葉通り､毎回のように走者を背負う苦しいピッチング｡
しかし､ここぞの場面では巨人の主軸打者をねじ伏せて見せた｡

初回1死二､三塁の場面ではラミレスを二直､阿部からは内角の直球で見逃し三振を奪い無失点｡
二回も2四球で1死一､三塁としたが､金刃のバントを好判断で併殺にした｡

五回に1点を奪われたが､六回1死一､二塁では矢野､高橋信を連続三振｡
最小失点でリリーフ陣にマウンドを譲った｡

1点リードの九回には､不調で2軍落ちしていた守護神･馬原が約1ヶ月ぶりに登板｡
躍動感の戻ったフォームから力強いボールを投げ込み､三者凡退で今季初セーブを挙げた｡

これでソフトバンクは引き分けを挟んで5連勝｡
交流戦は7戦無敗となり､貯金も今季最多の｢12｣に伸ばした｡

馬原が戻ってきたことで勝利の方程式が完成し､秋山監督は､
｢いい勝ち方だった｣(同)
と満足げ｡
交流戦最多となる3度目の優勝に向け､死角はなさそうだ｡

(2011年5月26日)

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