松井秀喜に日本球界復帰を望む声! 早くも阪神が金本の後釜に指名か!?

4番として期待されながらも､持ち前の勝負強さを発揮できずにいるアスレッチクス･松井秀喜｡
ついにチームはア･リーグ中地区最下位に転落し､松井の出場機会も激減している｡

そんな中､日本では､
｢今のままではもったいない｡日本球界のためにも､復帰して現役最後を飾ってほしい｣(夕刊フジより)
という日本球界復帰待望論が再熱｡
中でも熱心なのが阪神だという｡

阪神は2009年､ヤンキースとの契約最終年を迎えていた松井に対し､
｢日本球界へ復帰するならば､ぜひきてほしい｡甲子園の素晴らしい天然芝の上でプレーしてほしい｣(同)
と獲得の意思を表明｡
その後も何度か獲得の噂が報じられており､古巣･巨人よりも松井への関心は高い｡

一方､松井も阪神に対しての思い入れは強い｡
父の影響で幼い頃から阪神ファンだったということもあり､1992年のドラフトの際には阪神入りを熱望｡
結局､交渉権は巨人が獲得したが､直後の記者会見で､
｢阪神に行きたい､という希望がありましたから｡まだ整理もついていない｣(朝日新聞より)
と複雑な表情を浮かべていたほどだ｡
2009年に獲得報道が出た際も､
｢ありがたい｣
と好意的にコメント｡
相思相愛といっても過言ではないだろう｡

そうした経緯もあるだけに､ある球界OBは松井の日本球界復帰について､
｢日本球界に戻ってくれるのなら､阪神がベストだろう｡最初に松井に日本球界復帰のラブコールを送ってくれた球団だし､もともと高校時代の松井は熱烈な阪神ファンだったのだから､現役最後を飾るにふさわしい｡持病を抱えるヒザにやさしい天然芝の甲子園という舞台も似合っている｣(夕刊フジより)
とコメント｡
松井にとって阪神は､これ以上ない復帰先といえそうだ｡

また､金本の引退が現実味を帯びてきている阪神にとっても､松井の加入は大きなプラス要素｡
戦力的な面はもちろんだが､2002年以来の日本球界復帰となれば大きな話題になることは間違いないだろう｡

一昨年､マリナーズから城島を獲得した実績を持つ阪神｡
この時は古巣･ソフトバンクも獲得に動いたが､豊富な資金力と素早い対応で見事獲得にこぎつけた｡
松井が日本球界復帰となれば争奪戦は必至だが､城島獲得の経験が強みとなりそうだ｡

(2011年5月29日)

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