オリックス､寺原の完封で5連勝! ついに2位日本ハムと1.5差!

【オリックス 6-0 ロッテほっともっと神戸】
パ･リーグ3位のオリックスは28日､ロッテに6-0と快勝｡
連勝を5に伸ばし､2位日本ハムとのゲーム差を1.5に縮めた｡

この日のヒーローは先発の寺原隼人｡
二回2死､角中の打球を左太ももに直撃させたが､
｢めちゃくちゃ痛かった｡力が入らないくらい｡でも､ここで降りられない｣(デイリースポーツより)
と続投を志願した｡

その裏､打線が寺原の男気に応えるように2点を先制｡
三回には､主砲･T-岡田が右中間へ16号3ランを放ち､今季ここまで3敗と苦手にしていたロッテ･渡辺俊をマウンドから引きずり降ろした｡

リードをもらった寺原は､最速153キロの直球に緩いカーブを織り交ぜロッテ打線を翻弄｡
打球直撃の影響を感じさせない圧巻の投球で､9回をわずか2安打に抑え､横浜時代の2007年以来となる自己最多タイの12勝目を挙げた｡

9月3日以来となる白星を挙げた寺原は､
｢最近､僕自身勝っていなかったので､どうしても勝ちたかった｡西武が追い上げて来ているので､絶対に負けられなかった｣(同)
とコメント｡
自身最多となるシーズン3度目の完封勝利については､
｢正直､うれしい｣(ニッカンスポーツより)
と表情を緩めた｡

今季5度目の5連勝となったオリックスは今月､17勝5敗1分けと絶好調｡
8月31日に13.5ゲーム開いていた2位日本ハムとの差は1･5にまで縮まった｡

以前から｢9月が勝負｣と話していた岡田監督は､
｢ここまできたら､相手のことも当然気になる｡まずこっちが1試合ずつ勝っていくことや｣(時事ドットコムより)
とコメント｡
2位でのクライマックスシリーズ(CS)進出に向け､オリックスの快進撃は続く｡

(2011年9月29日)

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