日本ハム・栗山新監督の対話路線に黄色信号!? 最悪の場合、3ヶ月でチーム崩壊!?
今月9日、栗山英樹氏が日本ハムの新監督に就任した。
プロでの指導経験がなく、22年ぶりの現場復帰となる栗山氏だが、就任会見では、
「ここ一番で勝負を仕掛けられる、見ていてワクワクするような、そういうものに向かっていきたい」(ニッカンスポーツより)
と力強くコメント。
そして、チーム作りの第一歩として"選手との対話"を掲げた。

その言葉通り、栗山新監督は11日にダルビッシュや稲葉といった秋季キャンプを免除されている主力約20選手との個人面談を実施。
「前に進んで行く上で本音を聞きたかった」(スポーツ報知より)
との意向から聞き役に徹しながらも、金子誠や二岡といったベテランには、
「まだまだ全試合出られるし結果も残せる。痛めているところはしっかりケアして」(同)
とハッパをかけたとのこと。
3時間近くにも及ぶ面談を終えや栗山新監督は、
「2月1日のキャンプインへ向けプラスになった」(同)
と満足そうに振り返った。

栗山新監督は指導経験がないことに加え、29歳という若さで引退していることから現役時代の実績が乏しい。(通算7年で336安打、打率.279、7本塁打、67打点)
その一方で、野球解説者としての洞察力や分析力は高く評価されており、実績不足というハンデを補うため、自身の長所を活かすことができる"対話路線"を推し進めているのだろう。

しかし、こうした方針に司法試験専門の予備校『スクール東京』で組織論を教えている成川豊彦名誉顧問は、
「口で言うほど簡単なものではありません。早ければ3カ月以内でチーム崩壊の恐れがある」(日刊ゲンダイより)
と警鐘を鳴らす。
果たして、その理由は何なのだろうか。

成川名誉顧問は、
「通常は実績や経験のある人物が組織の上にいるのが理想であり基本です。そのほうが、下の人間はついていきやすいからです」(同)
とした上で、栗山新監督の実績不足を指摘。
そして、新監督に求められるのは"対話"ではなく、選手を納得させるだけの"指導力"であるとしている。
仮にその"指導力"を選手に見限られた場合、日本ハムを待ち受けているのはチーム崩壊という最悪のシナリオだという。

「恐らく若手や新人、裏方さんは最初こそ対話に応じると思いますが、指導力が伴わなければ一斉にバカにし始める。
ベテランも最初は大人の対応で静観するでしょうが、時間とともに対話どころか相手にしなくなるでしょう」(同)

就任会見翌日に出席したイベントで、
「2年契約ですが、来年ボロボロの成績になると、すぐ"クビ"という声が飛ぶと思う。
散るときは華々しく散ろうと思っているけど、結果にこだわって頑張っていきたい」(ニッカンスポーツより)
と決意を語った栗山新監督。
果たして、"対話路線"は吉と出るか凶と出るか。
(2011年11月20日)
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