ダルビッシュ､6年総額46億円でレンジャーズと合意! 松坂を越える過去最大契約!

ポスティングシステム(入札制度)による米大リーグ入りを目指していた日本ハム･ダルビッシュ有投手が､独占交渉権を獲得していたレンジャーズに入団することが18日(日本時間19日)､決まった｡
契約年数は6年で､米メディアによると年俸総額は6千万ドル(約46億円)｡
2006年オフにレッドソックス入りした松坂大輔投手の6年総額5200万ドルを上回り､日本人選手として過去最大の契約となった｡

レンジャーズは12月19日､約5170万ドル(約40億円)でダルビッシュとの独占交渉権を落札｡
その後の交渉では､年俸850万ドル(約6億5450万円)の6年契約を提示したが､ダルビッシュ側は年俸1500万ドル(約11億5500万円)の5年契約を希望｡
日本円にして約5億円の隔たりがあり､交渉は難航していた｡

しかし､交渉期限最終日となったこの日､双方は約13時間半にも及ぶ交渉の末､妥協点を見つけて合意｡
基本合意に達したのは､交渉期限まで残り6時間を切った現地時間午前11時過ぎだったという｡

代理人を務めたアーン･テレム氏は､交渉が成立した要因を､
｢レンジャーズが何年にもわたり､スカウトを通じて個人的な関係を築いていたことが有と家族にとっては大きかった｣(スポニチアネックスより)
と説明｡
また､ダルビッシュの様子を､
｢チームの目標がワールドシリーズ制覇であることに､(ダルビッシュは)大きな挑戦だと興奮していた｣(同)
と明かした｡

なお､ダルビッシュは日本時間21日に本拠地･アーリントンで入団会見を行う予定｡
帰国後は北海道でも会見を行い､日本のファンへ感謝の気持ちを伝える｡

(2012年1月19日)

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