アルゼンチン･マラドーナ監督続投は条件による?

アルゼンチン代表のディエゴ･マラドーナ監督が自身の去就について言及し、続投は同国サッカー協会（AFA）会長のフリオ･グランドーナ氏と交わした条件が守られるか次第であると述べ、それが果たされなければ辞任の可能性もあることを示唆した。

「フリオ･グランドーナは、わたしを自宅に招いて監督就任を要請した。その時、彼に言ったんだ。『わたしは世界で一番幸せな男だ』とね。だがその後、次々とわたしの気に入らない出来事が起こった。それが何かは言わないがね。（続投は）その時の条件が守られるかどうか次第だ」

その条件が一体何なのかは解らないが、南米予選で敗退してしまったら、辞任するのは確実だろう。

マラドーナ監督はまた、5日の試合で負傷し、代表戦への出場が絶望的となったマンチェスター･シティ（マンC）のパブロ･サバレタについて「残念だ」と述べると同時に、いら立ちを爆発させた。

「誰かがイングランドへ出張するぐらいのことをしてでも、選手たちのコンディションを考えるべきだった。アルゼンチン代表は恐怖の2試合を控えているが、マンCはこの先、あと｢100試合｣（試合数が多いことの例え）も残しているのだから。サバレタを使えないのは痛い。誰が彼の代わりを務めるかはこれから考えなければならないが、何とか残りの選手たちでカバーするしかない」

マラドーナ監督は、ワールドカップ出場、そして、自らの続投を決めることができるのか?

残りの試合に注目だ。

(2009年10月11日)

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