タイガー･ウッズはオナニー禁止セックス依存症治療施設の禁欲生活

タイガー･ウッズは"オナニー禁止" セックス依存症治療施設の"禁欲生活"

不倫スキャンダルの渦中にいる米ゴルフのタイガー･ウッズ(32)が､"セックス依存症"治療のために米ミシシッピ州内のリハビリ施設に入院したと米メディアで報じられている｡

ウッズは妻子のある身でありながら､次々と愛人をつくり､家庭崩壊､ゴルフ無期限休業と身を崩した｡

愛人とのセックスは､早朝､昼夜を問わず､休日だろうが試合の日の朝だろうがとどまることを知らなかったという｡

セックス依存症とは一体どんな病気なのだろうか? ｢夕刊フジ｣が報じている｡

ウッズの入ったミシシッピ州の依存症更生施設｢パイングローブ｣は､まず入院時に禁欲生活をする旨の誓約書に署名させるという｡

そして､セックスはもちろん､オナニーも禁止｡施設からの外出も禁止で､全員が早寝早起き､同じ食事での規則正しい生活を求められる｡

神経生理学が専門の大村裕･九州大学名誉教授は､セックス依存症について次のように説明している｡

｢大脳の下にある視床下部に性欲の中枢があり､男性の場合､睾丸でつくりだされた男性ホルモンによって活動しています｡

一方､おでこのあたりの前頭前野には､性欲を抑制する部分があり､性欲を制御しています｡

(セックス依存症は)男性ホルモンの異常分泌などで性欲中枢の活動が異常に高くなり､抑えが効かなくなっていると考えられます｡

性欲を抑える効果のある薬もあり､入院しての投薬治療という方法になったのではないでしょうか｡

完治するまでには半年ぐらいはかかるのでは｣(大村教授:フジ)

米国ではドラマ｢Xファイル｣に主演した俳優のデビッド･ドゥカブニーや､同じく俳優のマイケル･ダグラスがセックス依存症でリハビリ施設に入るなどの治療を受けている｡

ウッズの復帰は､まずこの"病気"を克服してから､ということになりそうか､さて?(淺川)