メッセンジャー･黒田､3カ月ぶりの復帰舞台で自虐ネタ連発!!

昨年12月に大阪･ミナミの飲食店で男性店長にけがを負わせたとして､所属の吉本興業から無期限謹慎処分を受けていた漫才コンビ､メッセンジャーの黒田有(くろだたもつ=40)が4日､大阪･京橋花月の興行に出演し､仕事復帰した｡

約3カ月ぶりの漫才に､最初は｢緊張しますよね｣と硬い表情だったが徐々に本領発揮｡

｢霊感で近未来のことが分かる｣と話す相方のあいはら雅一(40)に｢だったら昨年､こんなんなる前に言うてくれや｣と返したり､

あいはらの長男の名前が慶二(けいじ)であることから黒田が｢弟ができたら"はんにん"でんちゃうんかろ｣とボケると､あいはらに｢おまえは容疑者やないか｣と突っ込まれたりと､事件をネタにして爆笑を誘った｡

公演後の記者会見では｢ご迷惑をおかけし､申し訳ございませんでした｣と頭を下げ､｢(謹慎期間は)自分を見つめ直すいい機会になった｡今日は改めて漫才の面白さ､楽しさを感じた｡さらに切磋琢磨(せっさたくま)していきたい｣と舞台に立てたうれしさを噛み締めるようにしみじみと答えた｡

レギュラー番組での復帰については｢週明けに放送局などとお話をして､調整していきたい｣(吉本関係者)としており､今月中にテレビやラジオに復帰する｡

なお暴行事件は被害者と示談が成立し､1月に起訴猶予処分となっている｡(松野)