顔面骨折の市川海老蔵､過去にも暴走族とトラブル

顔面に陥没骨折などを負い都内の病院に入院中の歌舞伎俳優の市川海老蔵(いちかわえびぞう=32)が､30日に初日を迎える京都･南座の歌舞伎公演｢吉例顔見世興行｣を休演することになった｡

26日､同劇場が発表したもので､代役に片岡仁左衛門(66)と片岡愛之助(38)を立てるという｡

26日午後､救急搬送されてから初めて海老蔵と面会した父親の市川団十郎(いちかわだんじゅうろう=64)は､｢殴ったのは､暴走族を名乗る男たち｡西麻布のバーで知り合い､その後のトラブルでグループのうちの1人に殴られたと聞いています｣と答えた｡

25日の会見では｢酔っている人を介抱しようとしたら､いきなり殴られた｣と聞かされたことを明かしていたが､捜査の事情を知る関係者によると､海老蔵は｢酔いつぶれたことを､『お前のせいだ』と因縁をつけられた｣と話していたという｡

また｢家に帰って､所持品がなくなっていることに気付いた｣と口にしているという話も浮上｡所持品の紛失とトラブルの関連性についての捜査が始まる可能性もある｡

一部報道によると､海老蔵は数年前にも酒を飲んで暴走族関係者とトラブルになっていたという｡

関係者らによると､このときは飲食店で酔っぱらった海老蔵が他の男性客に絡みはじめ､挑発｡

その男性は相手にしなかったものの､一緒にいた仲間が激怒｡その後､相手が元暴走族関係者だったと知ると､海老蔵が知人に仲裁を頼み土下座して謝ったという｡

今回の騒動に関し､団十郎は｢オマエのうぬぼれから､こういうことが起きているんだ｣と海老蔵を叱りつけたというのだが､この"休養"期間でしっかり反省するのだろうか…｡(松野)

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