水嶋ヒロの「KAGEROU」、100万部突破もポプラ社以外ではゴミ箱行きだった!?

28日に累計発行部数100万部を突破した俳優・水嶋ヒロ(みずしまひろ=26)の処女小説『KAGEROU』。
発売から2週間足らずでのミリオン達成に、出版元のポプラ社は笑いが止まらないだろう。

そんな中、水嶋がポプラ社以外の賞レースにも同作を応募していたという疑惑が浮上。
しかし、他社での反応は冷たいものだったという。
『東京スポーツ』が報じている。

「実は、ポプラ社大賞よりもずっと権威のある文芸賞に、水嶋は本名の齋藤智裕で『KAGEROU』を応募したんです。結果は第1次審査で落選。文芸賞を主催している出版社の若手社員が、『なんだ、これ?』って、読むなりごみ箱に捨ててしまったそうですよ」(出版関係者:東京スポーツ)

記録的な売上げをみせながら、評判は決してよくない『KAGEROU』。
発売に際して後半部分の大幅な書き直しが行われたともいわれており、オリジナルの状態では大手出版社での賞獲得とはいかなかったようだ。

しかし、出版社にとっては内容よりも売上げが重要。
税別1400円の同作が100万部突破ということは、単純計算で売り上げは14億円にも上る。

『KAGEROU』を1次審査で落選させた出版社では、水嶋のポプラ社小説大賞受賞という報道をどのような気持ちでみていたのだろうか。
「第1次審査で落とした出版社の社員は、水嶋受賞の報道を見て、『あれ・・・、この題名に見覚えがあるな』と驚いたそうです。ただ、作品はごみ箱に捨てちゃったため、手元にない。
そこで、応募者と題名リストを確認したところ、やっぱり水嶋の作品だった」(同)

当然、社内は大騒ぎ。
同作をごみ箱に捨てた社員はというと、驚きを通り越し放心状態だったようだ。
「さすがに顔は青ざめてましたよ。『しまった!』って。14億円をごみ箱に捨てたわけですから」(同)

一部では"出来レース"疑惑がささやかれるなど、厳しい報道に晒されているポプラ社。
しかしそれは、14億円を逃した他社からの単なるひがみなのかもしれない。(伊原)


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