フジテレビ､地震発生直後にも放送事故があった!? 地震速報が最も遅かったことも発覚!

総理会見中の"失言"が大きな話題となっているフジテレビ｡
同局は声の主を調査中だというが､そんな中､新たな事実が発覚した｡

なんと､在京キー局のうち同局が最も地震速報を報じるのが遅かったのだ｡
これは動画サイト『You Tube』に投稿された『東北地方太平洋沖地震発生時の全テレビ局同時マルチ映像』という動画で判明したもので､確認してみると､同局の地震速報は最も早く報じたNHKから4分以上も遅れて放送されていたことが分かる｡

この動画は､在京キー局6局が地震発生時に放送していた番組を1画面に集約したもので､画面下には時刻が表示されている｡

NHKは国会中継中に緊急地震速報をいち早く表示｡
約1分後にはスタジオからのニュース番組に切り替わっている｡

また､『情報ライブミヤネ屋』を放送中だった日本テレビはNHKから約1分30秒遅れで地震に触れ､ドラマを放送中だったTBSもほぼ同時に地震速報を流した｡
つづいて約30秒後にテレビ朝日､その約15秒後にテレビ東京が地震速報を流したが､フジテレビは韓国ドラマを放送｡
同局では､突然映像が無人のスタジオに切り替わり､再び韓国ドラマに戻るという放送事故もあった｡

そして､NHKから遅れること約4分､フジテレビはようやく地震に関する報道を開始｡
もちろん､アナウンサーの頭には､批判が殺到している局のロゴ入りヘルメットがしっかりと装着されていた｡

今回のような大地震では､避難や安全確保に1分1秒を争う｡
フジテレビには失言の犯人探しよりも､なぜ4分も差が出てしまったのかをしっかり調査してほしいものだ｡(伊原)

●地震速報を報じた時間(地震発生は14時46分)
NHK 14時46分54秒
日本テレビ 14時48分30秒
TBS 14時48分30秒
テレビ朝日 14時49分1秒
テレビ東京 14時49分17秒
フジテレビ 14時50分58秒
(引用:ロケットニュース24)

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