前田敦子、主演映画「もしドラ」がなかったことに!? 女優生命に赤信号!

12日から放送開始となったドラマ『最高の人生の終り方〜エンディングプランナー〜』(TBS系)に出演中の前田敦子(まえだあつこ=20)。
その前田が昨年主演した映画『もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの「マネジメント」を読んだら』が、あまりにも大コケだったため"なかったこと"にされているという。
『東京スポーツ』が報じている。

昨年6月に公開された同作。
前田の映画初主演作ということもあり、全国320スクリーンでの公開となった。
ちなみに同時期に公開された向井理・北川景子共演の『パラダイス・キス』は全国303スクリーンという規模。
それをも上回るスクリーン数に、『もしドラ』がどれほど期待されていたかが分かるだろう。

しかし、いざ始まってみると同作の初動興行収入は1億8100万円。
『パラダイス・キス』は2億400万円だったため、惨敗である。
AKB48のセンター・前田では客が入らないことが証明されてしまったのだ。

そんな中、同作の配給元・東宝は先月中旬に「2012年配給作品ラインナップ」を発表。
それととともに昨年の作品別興行収入も発表したのだが、同作の成績が公表されることはなかったという。

「情報公開が当たり前の現代では考えられないが、映画界はいまだにメディアと映画会社の癒着体質が改善されない。
興行成績の悪い作品は公表しないのが慣例になっている」(映画関係者:東京スポーツ)
どうやら発表する作品は興収10億円を超えた作品のみで、同作はそれ以下の成績だったようだ。

昨年の目玉となるはずだった『もしドラ』だが、最終的な興行収入は非公表だった…これはすなわち東宝に"なかったこと"にされてしまったという事ではないだろうか。

『もしドラ』以外に興行収入を非公表とされたのは、アニメを除くと『DOG&POLICE ドッグポリス 純白の絆』『星守る犬』『ロック〜わんこのしま〜』の三作品。
これらはもともと『もしドラ』に比べると"地味"な作品と言われており、ヒットしなかったとしてもショックは少ないものだったという。

東宝の期待を大きく背負っていた同作。
「原作は100万部を超えるベストセラー。
それに人気沸騰のAKBの中心メンバーが主演するわけだから、関係者も『大ヒットは間違いない』と自信満々だった。
『最低でも30億円は堅い!』と言っていた東宝関係者もいた」(同)
東宝のショックは計り知れなかったに違いない。

今年は映画『苦役列車』でヒロインを演じることとなった前田。
森山未來、高良健吾といった豪華俳優陣との共演で、『もしドラ』の汚名返上することは出来るのだろうか。(今井)


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