日本バスケ界の貴公子・五十嵐圭をオンタイムでチェックせよ！！

日本のバスケ界で､今最も輝いている男といえば､五十嵐圭（いがらしけい=28）選手だろう。

日本バスケットボールリーグ・日立サンロッカーズ所属の五十嵐選手は､バスケットボール選手としては小柄と言われる身長180センチのポイントガード。

しかし､代表コーチから「世界レベルのスピード」と言わしめた実力を誇ったプレイヤーなのである。

五十嵐選手がバスケに出会ったのは小学校5年生のとき。それまでは陸上部に所属しており､偶然メンバーが足りなくなったことから助っ人参加したことがきっかけだった。

「陸上は基本的に個人競技ですが､バスケットボールは､みんなで一つのボールをリングに入れるというチームスポーツという点が新鮮で､興味を持ちました」と振り返る。

彼が現在勤めているポジション､ポイントガードは､バスケットボールでは「コート上の監督」と言われている重要なポジションだ。つまり､チームの司令塔というわけだ。

かつては点を取る役割を担っていたそうだが､バスケットを続けていく中で180センチという身長だと高いレベルでは勝てないと考え､大学に入る前にコンバートを決断した。

世界のトップレベルでは､ポイントガードとはいえ190センチ後半がミニマムライン。

五十嵐選手にとってはまさに大きな壁だが､それを乗り越えるために､特徴であるスピードをもっと追求していきたいという。

「ディフェンスをしているときに､リバウンドを取って､僕一人で一気にボールをリングまで運ぶことができればいいですね。僕のスピードが活きますから」

そんな五十嵐選手をじっくり見るには､今年3月に発売されたDVD「五十嵐圭 The Basketball Player "Heat of the Moment"」が最適だ。

2007-8シーズン開幕戦のハイライトから､鎌倉を散策するプライベート映像､クレーンを使用して撮影したプレイシーンなどが収められており､バスケットボールファンならずとも大興奮の内容となっている。

「写真集もそうでしたが､バスケットボールの人気が広がるためにいろいろな活動をしたい。でも､DVDはやっぱり恥ずかしくて､自分では見られないかもしれないです（笑）」とほろ苦く笑う。

「JBLで一度も優勝したことがないので､優勝したいという気持ちもあるのですが､日本代表で戦う中で､海外でのプレイに挑戦したいという気持ちが強くなっています」

日本代表の一員として､代表チームでも中心メンバーとして活躍する彼の雄姿は､ぜひ「最も旬」といわれている今だからこそ､オンタイムで目に焼きつけたい。

ちなみに､総合芸能サイト「BIGLOBE STARS」では､インタビューや本人からのメッセージ映像を配信しているのでこちらも見逃せないぞ。（古田鉄寿）

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