浜崎あゆみがUSBメモリーでアルバム発売の“ボッタクリ”商法！？

歌手の浜崎あゆみ（はまさきあゆみ=30）が､新アルバムをUSBメモリーに収録して発売することが明らかになった。

USBメモリーはパソコンに端子を差し込んでデータの読み書きを行う補助記憶装置。

通常のCDと併せて3月25日に数量限定で発売。これまでインディーズでは例があるが､メジャーでは初めての試みだという。

アルバム名は「NEXT LEVEL」

浜崎の10作目のオリジナルアルバムで､CDやDVD付き特典盤など4形態で販売され､USBメモリー版もその1つ。

CDに収録される全13曲をはじめ､ミュージックビデオ6本と歌詞付きのブックレットが収められるという。

使用されるメモリーの容量は2GB。収録データの使用容量は0.8GBのため､残り1.2GBの容量は自由に使える仕様で､価格は6,800円というから､なんとも“お高い”

この容量のUSBメモリーの市場価格は1,000円以内が当然で､ともすれば500円台のものもあることを思えば､ずいぶんの“プレミア感”だ。

それに､現在主流の製品は4GBや8GBと容量が大きくなってきており､なんとも古くさい。

それが「スポーツニッポン」の御用報道にかかってしまうと……

「USBメモリーは通常4,000～5,000円前後で流通しており､“お買い得”な価格設定となった」

となってしまうのだから､大本営発表の度が過ぎる。

もっとも､CD同様のパッケージで発売されるということだから､これまで同様に､初回限定版や通常版といった複数の商品を､ファンにまとめて購入させるための“分身の術”が進化したということだろう。

“当然”のことながら､オリコンはこのメモリー版も売り上げとしてカウントするとしている。

メモリー本体にも､ロゴやアルバム名のプリントがあったりしたら､どんなに割高でもファンは大喜びということか──なんともオイシそうな商売だ（淺川）