浜崎あゆみ､10周年記念で渋谷ジャック! 8000人のファンにもみくちゃ!

歌手・浜崎あゆみ(はまさきあゆみ=30)が7日､デビュー10周年記念本｢Ayuのデジデジ日記2000-2009A｣の発売とアルバム｢NEXT LEVEL｣のヒットの感謝を込め､東京・渋谷の繁華街を訪れた｡

事前告知をしなかったため､約8000人(主催者発表)の見物客が殺到｡この人数は武道館コンサートでの客席数に相当するすさまじさだ｡警備員70人の対応で混乱は免れたものの､一時は車道に人があふれ返った｡

この日､あゆはスクランブル交差点近くのTSUTAYA､HMV､タワーレコードを回り､最後は109前のイベントスペースへ移動｡

単行本の表紙の巨大パネルにサインをし､ファンをバックに記念撮影｡｢すてきな本を作ってもらったから､楽しんで読んでほしい｡また会いましょう｡バイバイ｣とあいさつし､歌うことはなく3分で会場を後にした｡

つめかけたファンと握手する一幕もあり｢長い間､渋谷を歩いていなかったのでうれしいです｣｡

それもそのはず｡渋谷に“生あゆ"が登場したのはデビュー翌年の99年､シングル｢A｣を発売した際にタワーレコード渋谷店を訪れて以来｡

当時はコギャルのカリスマ的存在に過ぎなかったが､この10年間で日本を代表するトップアーティストに成長し､まさに“凱旋"の名にふさわしい登場ぶりだった｡

11日からアリーナツアーもスタートし｢史上最大最長のツアー｡楽しみにしてください｣と話し渋谷の町を後にした｡(松野)