コント日本一は｢東京03｣｡サンドウィッチマンを撃破し､2584組の頂点に!!

(09/23)

優勝賞金1000万円をかけたコントナンバー1決定戦｢キングオブコント2009｣の決勝が22日､都内で開催され､3人組｢東京03｣が2代目王者に輝いた｡

第1回の2146組を上回る2584組の頂点に立った瞬間､3人は驚きの表情を浮かべ｢こんなの初めて～｣と喜びをかみしめた｡

キングオブコントは決勝進出8組がそれぞれ1stステージ､2ndステージで1つずつネタを披露｡100名の準決勝進出者が審査員となり10点満点､合計1000点満点で採点される｡

決勝には東京03､ジャルジャル､モンスターエンジン､ロッチ､天竺鼠､しずる､サンドウィッチマン､インパルスの8組が進出｡

東京03は､｢M-1グランプリ｣との2冠を目指したサンドウィッチマンと激しいデッドヒートを繰り広げた｡

東京03は1回目のネタで835点を獲得し2位｡878点で1位のサンドウィッチマンには45点の差があったが､2回目のネタで"圧巻"の953点を叩き出し､サンドウィッチマンを逆転｡M-1を含めても初めてとなるトリオでの優勝を決定づけた｡

サンドウィッチマンが｢完敗｡悔いはないです｣と脱帽すれば､司会のダウンタウン･松本人志(46)は｢優勝は当然｡パーフェクトでしたね｣と絶賛｡

東京03はボケ担当の角田晃広(35)､豊本明長(34)､ツッコミ担当の飯塚悟志(36)の3人で､芸名の通り03年に結成しNHK｢爆笑オンエアバトル｣などで活躍｡

年2回のペースで開いてきた単独ライブに加え､今年は東京以外の全国5都市を回るツアーも敢行するなど､生の舞台で実力を磨いてきた｡その努力が花開いた劇的な結末｡優勝は決してフロックではない｡

所属事務所｢人力舎｣のシステムで､本人たちに渡る賞金は600万円に減るが､角田は｢1人200万円でも大金｣と大喜びだった｡(松野)