9/22オンエアで紹介された、「歯を若返らせるプロジェクト」詳細公開!!
9/22の『たけしの本当は怖い家庭の医学』でオンエア「家庭でできる 身体年齢若返り プロジェクト09」。
最後は、歯を若返らせるプロジェクトだ。

本来、全部で32本ある人間の歯。
しかし、日本人の場合はほとんどの人が歯周病になり、それが原因で歯を抜く事態になってしまうこともしばしば。
すると、年を重ねるごとに歯の数はどんどん減っていき、80歳では平均9本しか残らないという現実が!

自分たちの歯を守るために、自分たちがするべきことは何なのか?
その答えを探しに、やってきたのは愛知県刈谷市。

ここには、今年で結婚60周年を迎える歯の健康賢者、見鳥武雄さんと妻の清美さん夫婦がいる。
見鳥さん夫婦は昨年、県内の3500名を超える候補者の中から見事揃って「8020運動(80歳を超えても自分の歯を20本以上残そうという運動のこと。)」の優秀賞に選ばれている、まさに素晴らしい歯の持ち主。
夫の武雄さんは現在28本、清美さんは25本の歯が残っていて、これは日本人の年代別歯の本数データによれば、それぞれ30代後半、清美さんは50代前半と驚きのレベル!
さらに、噛む力は2人とも健康な歯の標準を楽々とクリアし、歯周病の兆候もほとんどなく、まさに歯のトラブルとはほぼ無縁の状態。

では、2人は歯のためにいったいどのような生活を送っているのか?
早速夫婦の1日を追ってみることに。

まず朝食では、小あじの干物を骨ごとまるかじり。
食後、武雄さんはすぐに朝の歯磨きを3分ほど行ったものの、清美さんは朝は歯にものが挟まったら磨く程度で、しかも毎日は磨かないという。
昼食は、五目ヤキソバ。
しかし昼食後、2人に歯を磨く様子はなし。
夕食後、武雄さんは、お風呂の中で念入りに10分ほどかけて歯を磨き、清美さんも夜の歯磨きには10分はかけていた。

むしろあまり歯を磨いていないようにも感じるこの夫婦
いったい、歯を若く保つ秘密がどこに?

まず、注目されるのはその食事内容。
2人の食事はすべてのメニューに野菜が多く、どれも繊維質が豊富なものばかり。
繊維質の多い食べ物は、噛む時に繊維が歯の表面をこするため、それだけで歯が磨かれる効果があるという。

さらに、食べ物を噛む回数にも注目
2人とも食物を口に入れてから飲み込むまでの時間が長く、よく噛んでいるという特徴が。
咀嚼の専門家によれば、噛むことには歯を守る様々な効果があり、その一つが「歯を新しくする」ことだという。
よく噛むことで、骨の細胞が刺激され、新陳代謝が活性化。
常に歯を新しく生まれ変わらせているという。

そしてさらに重要なのが「唾液の分泌」。
唾液は噛むことによって安静時の10倍もの量が分泌され、その唾液には歯周病菌や虫歯菌の増殖を抑えたり、歯の表面を硬く作り直す働きがある。

見鳥夫婦の噛む回数をカウントしてみると、一食の平均咀嚼回数は、武雄さん1003回・清美さん1286回。
戦前に比べると半分にまで減ってしまったという現代人の平均620回を軽く超えており、まさにこの「よく噛む」行為こそが、2人の歯を若く健康に保つ秘訣のようだ。

それでは見鳥夫婦のような健康的な歯を守るために、咀嚼回数を確実に増やすにはどうすればいいのか?

まず1つ目は、噛み応えのある食材をプラスすること。
最も柔らかいものをランク1として、その硬さを十段階に分類している「噛み応えランキング」によると、日本人の主食「ご飯」のランクは5。
ご飯と噛み応えランクの高いものと組み合わせることで、簡単に噛む回数が上がるそう。
例えば、噛み応えランク6の「きのこ」をカレーの具として使った場合、噛む回数は、普通のカレーの2倍近くにも上がるという。
さらに、お勧めなのが「ジャコのふりかけ」。
噛み応えランク8のジャコをかけるだけで、確実に噛む回数のアップに成功してしまう。

2つ目は、「食材を大きく切る」こと。
ある研究結果によると、大きく乱切りにしたキュウリの方が細切りにしたキュウリより、噛む回数が25%アップするそう。
カレーや肉じゃがなどの煮物の具も、咀嚼回数アップのため、大きめに切るのがポイント。

最後は、「繊維を長く切る」こと。
大根やにんじんなどの野菜の繊維は、縦に走っているため、この繊維にそって切ることで、自然と噛み応えがアップ。
いちょう切りではなく、短冊切りから千切りにするほうが噛む回数をアップさせやすいとのこと。

さらに健康賢者・見鳥夫婦の様子を見直し、二人で喋りながら食べていたことにも注目
そこで30代から60代の4組の夫婦を対象に、まず和気あいあいと話しながら食べた場合と、一人で黙々と食べた場合の咀嚼回数を比較。
その結果、8人中6人が2人で喋りながら食べた場合に咀嚼回数が増え、平均では28.4回のアップとなった。

続いて、食事の前に「いただきます」と言う実験を行ったところ、「いただきます」と言って食べた場合の8名の平均咀嚼回数は224.3回。
対して「いただきます」と言わないで食べた場合は、188.3回。
「いただきます」といった方が、噛む回数が多いという結果が出た。

どうやら、歯の健康を長く守るのに必要なのはちょっとした食材の工夫と、食事を楽しむことのようだ。
これなら、すぐにでも取り組める気がする。
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