野見隆明が松本人志映画｢さや侍｣主演に大抜擢! 知られざる過去が判明!?

人気お笑いコンビ･ダウンタウンの松本人志の監督映画第3弾が､初の時代劇『さや侍』になることが明らかになった｡
2007年公開の『大日本人』､2009年公開の『しんぼる』の2作はこれまで松本人志が主演も兼ねていたが､同作では監督業に専念する｡

『さや侍』は､10月7日都内近郊で極秘にクランクイン｡
主演に抜擢されたのは､10月16日に松本人志をゲストに迎え､放送されたドキュメンタリー番組『プロフェッショナル仕事の流儀』(NHK)で判明していた､全くの素人･野見隆明｡

俳優経験はもちろんない彼を起用した理由について､松本人志は､
｢あえて素人の野見さんを主演にすることで､新しい笑いを得たい｣
と明かしていた｡

野見隆明といえば､2006年10月18日から2007年3月21日まで毎週火曜深夜に放送されていた『働くおっさん劇場』にレギュラー出演｡
40代から50代の"おっさん"の新しいライフスタイルを探すため､あらゆるスポーツや遊びを実践し､ワンランク上のおっさんを目指すといった企画で､司会を務める松本人志が一目置いていたのが､野見隆明だった｡

番組放送当時の職業は､絵画の販売･管理であったが､現在は新宿･ゴールデン街の居酒屋『流民』で働いており調理なども担当している｡
絵画の販売･管理の仕事の以前も調理師をしていたという｡

未婚の彼が結婚をしない理由は､
｢忙しいから｣
の一言｡
見かけによらずスポーツマンであり､柔道や野球､バレーボールの経験もあり､特技はボウリングとテニスだという｡

そんな彼が俳優デビューにして､初主演を果たす映画『さや侍』｡
同作は､侍として戦うことを拒絶し刀を捨てた野見隆明演じる野見勘十郎と､その父に反発する娘たえの物語｡

無断で脱藩した罪で懸賞金がかけられている中､2人は流浪の旅を続ける｡
次第に追い詰められ捕らわれるが､捕まった先の殿様が相当な変わり者で､下された"30日の業"に成功すれば無罪放免になるという｡

松本人志が放つ独特の笑いと悲しみ､そして親子の戦いや絆､葛藤を奇想天外な設定とオリジナリティあふれるストーリーで描き出す｡

クランクアップを1月半ばに迎え､全国公開は2011年6月を予定しているという同作｡
53歳の素人･野見隆明が織り成す空気感と松本人志のお笑いセンスがどのような化学反応を起こすだろうか!?

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