｢深イイ話｣､焼肉酒家えびすの黒歴史を早くも封印でお構いなし!

｢深イイ話｣､焼肉酒家えびすの"黒歴史"を早くも封印でお構いなし!

焼肉チェーン店｢焼肉酒家えびす｣で発生した食肉用生肉に因る集団食中毒事件は､死者4人･食中毒者100名人以上と被害は拡大｡
高級焼肉店｢叙々苑｣も客からクレームが寄せられたことでユッケの販売を停止｡
飲食業界に多大な影響を及ぼしている｡

日本テレビ系で放送中の『人生が変わる1分間の深イイ話』で同店を"激安焼肉店"として紹介したのは既報の通りで､食中毒患者がおおよそ22～24日と放送数日後に店を訪れていたことから､番組を観た視聴者も被害に遭っていたのではと懸念が広がった｡

番組側から一切のコメントが出ずまもなく､『－深イイ話』公式サイトから同日のOA内容が削除｡
直接の因果関係について触れられていなかったものの､タイミングを考えると事件の影響を考慮したと見て間違いないだろう｡

5月9日現在､元々過去放送内容のバックナンバーが閲覧できた欄は､前回(4月25日分)の内容しか掲載されていない｡｢焼肉酒家えびす｣を取り上げた4月18日分どころか､それ以前の分も全て削除してしまったのだ｡

さらに驚くべきは､未だ集団食中毒事件の騒ぎが収まらない状況下､5月9日放送回で"いわくつき"となった｢激安スペシャル｣の新作第三弾を度OAする事実｡

夕方のワイドショーでも幾度と無く"激安"店特集は放送されているが､安い背景には必ず理由がある｡
大量仕入れにより低価格を実現する大型店の例もあるが､｢焼肉酒家えびす｣に代表される粗悪な商品を安価で入荷し安さをウリに客を集めるお店も少なくない｡

問題となった店舗の情報は削除する傍ら､懲りずに別の激安店を紹介する魂胆は､視聴率か企業宣伝か｡
4月18日放送回は視聴率11.0%とさほど高くない｡
単純に編成が間に合わなかったというのは理由にならないはず｡

一度ならぬ二度までも同じ事件が起こった暁には､『深イイ話』存続すら危ぶまれる可能性もある｡
｢激安スペシャル第3弾｣は違う意味でも注目が集まる回となりそうだ｡

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