木村沙織が｢引退決めていた｣と告白! 日本代表新主将に抜擢!

全日本女子バレーボールチーム"火の鳥NIPPON"の2013年度メンバー候補発表が5月13日都内で行われ､ロンドン五輪で銅メダル獲得に貢献したエース･木村沙織が新主将に就任することが分かった｡

木村沙織は2012-2013シーズンからトルコの強豪チーム｢ワクフバンク･テュルクテレコム｣に移籍｡五輪でのメダル獲得と海外チームでプレーする大きな目標を達成し､｢自分の中で一区切りついたので､11月の『ワールドグランドチャンピオンカップ』で引退しようと決めていました｣と打ち明けた｡

代表監督の真鍋政義は､1月中旬にトルコを訪問｡木村沙織に主将を依頼すると引退の意思を告げられ､驚きを隠せなかったという｡10日間の滞在中､彼女に熱い思いを伝え続けると､約2ヶ月後､木村沙織から｢やります!｣と連絡を受けた｡
真鍋政義は｢主将は誰もが出来るものではない｡五輪を3回､世界選手権を3回経験している木村しかいない｡｣と絶対の信頼を置く｡

今回は44名の選手が選ばれ､内23名が初選出｡2016年リオデジャネイロ五輪での金メダルを目標に掲げ､有望な若手選手を多数抜擢した｡世界一を目指す一年目は､世界トップレベルで戦える選手の見極めが大事な課題｡
チームを牽引する存在になった木村沙織は｢金メダル獲得に向けて､今から気持ちを引き締めていきたい｡新たな火の鳥NIPPONを日本の皆様に見せたい｣と意気込んだ｡また､理想のチーム像として｢個性的な選手達が言いたいことを言いあえるチームにしたい｣と語っている｡

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