ビューティフルレイン
[第1話]
07/01放送

木下圭介(豊川悦司)と一人娘の美雨(芦田愛菜)は、東京下町の小さな金属加工工場の離れでつつましやかに暮らしていた。圭介の妻・妙子は8年前に美雨を産んだ際にこの世を去っていた。
大手建設会社に勤務していた圭介は、妙子の分も美雨を愛しながら育てて行こうと決心し、会社を辞めて中村産業に転職したのだった。

中村産業社長の中村富美夫(蟹江敬三)、妻の千恵子(丘みつ子)、後輩社員の勝田秋生(三浦翔平)らは、圭介を過保護すぎる、とからかいながらも温かく親子を見守っていた。

そんなある日、先輩工員の宗田清(でんでん)に頼まれた秋生が工場内の荷物を動かしたところ、バランスが崩れて荷物が落下し、別の作業をしていた圭介の頭に当たってしまった。
意識を失った圭介は病院に運ばれるが、幸いすぐに意識を取り戻し、念のためにCTスキャン検査を受けてその日は帰宅した。

学校帰りにバレエ教室に行っている美雨は頭に包帯を巻いて迎えに来た圭介に驚く。「隠し事をしない」というふたりの間の約束事の話をして、圭介は美雨を安心させる。
帰り道、2人は夕食の買い物に行くが、圭介は買い物をしようとして数分前まで話していた食材を思い出せなかった。

明くる朝、圭介はお絵かき遠足に行く美雨の弁当を用意し忘れ、慌てて作り始める。約束していた水筒も買い忘れており、美雨はふてくされる。圭介は商店街まで買いに走り、まだ閉まっている金物店に無理を聞いてもらって水筒を購入した。

工場で仕事をする圭介は、時折物忘れをしていたが、一時的なものだったためさほど気に留めなかった。
そんな中、圭介は工場を覗き込んでいる女性に気づく。それは富美夫の娘で、結婚して家を出た西脇アカネ(中谷美紀)だった。アカネは帰ってきた理由も言わずに、自分が使っていた部屋に荷物を運び込む。

別の日、子どもたちに野球指導を終えた圭介は、先日受けた検査の結果を聞くために病院へ向かう。
外科ではなく神経内科に案内された圭介は、医師の古賀豊(安田顕)から「若年性アルツハイマー病」と診断結果を知らされる…。
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07/01 第1話

キャスト
木下圭介 / 豊川悦司(とよかわえつし)
妻と死別して以来、工場の離れで幼い娘と二人暮らしをしている金属加工工場の職人。
明るい性格で仲間に囲まれ、少年野球チームの監督も務めている。
ある日突然「若年性アルツハイマー」であると診断されてしまう。
木下美雨 / 芦田愛菜(あしだまな)
圭介の娘で、しっかりしているが中身はまだまだ子ども。
母を亡くした寂しさを、父ゆずりの明るい性格ではねのけていた。

西脇アカネ / 中谷美紀(なかたにみき)
圭介が勤める中村産業の社長の娘。サバサバした性格で、心根の優しい女性。
意志の強さを持つが、その裏返しで意地っ張りな一面も。
下町の人間関係を嫌ってエリートの夫と結婚したが、ある日突然工場に戻ってきた。
実家に戻ってきた理由を誰にも明かそうとしないが、圭介と美雨と過ごすうち、心に変化が…。
勝田秋生 / 三浦翔平(みうらしょうへい)
圭介が務める工場の後輩職人。高校中退の元不良。
明るく脳天気で根が軽いためしょっちゅう圭介に怒られているが、打たれ強く根性があるためなんだかんだ可愛がられている。
仕事や社会に対してある種の諦めを持つ今時の若者だったが、圭介が病気に立ち向かう姿にだんだん影響を受ける。
古賀豊 / 安田顕(やすだけん)
圭介の主治医である医師。
病気を告知され衝撃を受ける圭介に、冷静ながらも真摯な態度で接する。
美雨と同世代の息子がいる。
松山菜子 / 吉田里琴(よしだりこ)
青果店の娘で、中学1年生。商店街の看板娘。
美雨の憧れの女の子で、バレエの先輩。
美雨にとっては、わからないことを何でも相談できるお姉さん的存在。

立花健太 / 君嶋麻耶(きみじまあさや)
美雨と仲良しの町のお巡りさん。
警官としてビシッとしようとするが、子どものころからこの町で育ったため、皆からはいつも坊や扱いされるのが不満。幼い頃からアカネに憧れていた。

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