ビューティフルレイン
[第8話]
08/19放送

圭介(豊川悦司)の病を知った義父母・一夫(浜田晃)と愛子(岩本多代)は、美雨(芦田愛菜)の引き取りを提案する。「圭介も一緒に引っ越してくればいい」と言われ、圭介は悩んだ。

圭介は勤め先の社長・中村(蟹江敬三)や社長の奥さん・千恵子(丘みつ子)、アカネ(中谷美紀)に、義父母から言われたことを打ち明けるが、結局、答えは出ないままだった。

答えは、美雨の“バレエの発表会”が済んでから出す事にする。

――バレエの発表会当日。

圭介は、カメラのフイルムを買い忘れたことに気付き、美雨に駅前の公園で待っているように伝え、買いに出かける。

フイルムを買い終えた圭介は、手帳で確認し、バレエ発表会の会場へ向かった。しかし美雨がいない。美雨は、圭介との約束通り、公園で待っていたのだ。

偶然、一夫と愛子が美雨を見つけるが、美雨はケガをしており、病院で入院することになる。

病院に駆けつけた圭介に、一夫たちは「今決断しないと、取りかえしのつかないことになる」と、引っ越しを提案した。

愛子は美雨に「とりあえず、夏休みの間だけでも、沼津に来たら」と話す。「どうする?」と圭介から尋ねられた美雨は「父ちゃんのためになるなら」と承知する。しかし、それは夏休みだけでなく、そのまま引越しするというものだった…。

圭介は、本当は美雨と離れ離れになりたくなんてなかった。しかし、病気が進行し、やがて自分が誰かわからなくなり、美雨のこともわからなくなる…。自分のせいで美雨の将来をめちゃくちゃにしたくない。親だけど、親だから、一緒にいちゃいけない。圭介の決断だった。

沼津に行く前、美雨はひとりでどこかに出かけた。帰ってきた美雨のサンダルは泥で汚れていた。

別れの日。圭介は美雨の手を強く握った。別れた後、彼の足どりは重かった。そして、家に帰った圭介は美雨の残していったプレゼントを目にする。

それは四葉のクローバーだった。

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キャスト
木下圭介 / 豊川悦司(とよかわえつし)
妻と死別して以来、工場の離れで幼い娘と二人暮らしをしている金属加工工場の職人。
明るい性格で仲間に囲まれ、少年野球チームの監督も務めている。
ある日突然「若年性アルツハイマー」であると診断されてしまう。
木下美雨 / 芦田愛菜(あしだまな)
圭介の娘で、しっかりしているが中身はまだまだ子ども。
母を亡くした寂しさを、父ゆずりの明るい性格ではねのけていた。

西脇アカネ / 中谷美紀(なかたにみき)
圭介が勤める中村産業の社長の娘。サバサバした性格で、心根の優しい女性。
意志の強さを持つが、その裏返しで意地っ張りな一面も。
下町の人間関係を嫌ってエリートの夫と結婚したが、ある日突然工場に戻ってきた。
実家に戻ってきた理由を誰にも明かそうとしないが、圭介と美雨と過ごすうち、心に変化が…。
勝田秋生 / 三浦翔平(みうらしょうへい)
圭介が務める工場の後輩職人。高校中退の元不良。
明るく脳天気で根が軽いためしょっちゅう圭介に怒られているが、打たれ強く根性があるためなんだかんだ可愛がられている。
仕事や社会に対してある種の諦めを持つ今時の若者だったが、圭介が病気に立ち向かう姿にだんだん影響を受ける。
古賀豊 / 安田顕(やすだけん)
圭介の主治医である医師。
病気を告知され衝撃を受ける圭介に、冷静ながらも真摯な態度で接する。
美雨と同世代の息子がいる。
松山菜子 / 吉田里琴(よしだりこ)
青果店の娘で、中学1年生。商店街の看板娘。
美雨の憧れの女の子で、バレエの先輩。
美雨にとっては、わからないことを何でも相談できるお姉さん的存在。

立花健太 / 君嶋麻耶(きみじまあさや)
美雨と仲良しの町のお巡りさん。
警官としてビシッとしようとするが、子どものころからこの町で育ったため、皆からはいつも坊や扱いされるのが不満。幼い頃からアカネに憧れていた。

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