ガリレオ第4話あらすじ完全版

ガリレオ

[第4話]

11/05放送

ある豪邸の室内プールで篠崎怜子（蒼井そら）という若い女性が殺された。遺体を発見したのは母親で、両親が旅行に出かけていた間に起きた事件らしい。城ノ内桜子（真矢みき）の検視の結果、死因は心臓麻痺によるものとされたが、なぜか胸の皮膚の一部だけ壊死していた。それが気になった内海薫（柴崎コウ）は湯川学（福山雅治）のもとを訪れる。しかし湯川は、「それは物理学の範疇じゃない」などと言って薫を追い返す。

ある日、某大学で開かれた物理学会での講演を終えた湯川は、ひとりの学生に呼び止められる。講演の内容に感動したというその学生は、田上昇一（香取慎吾）。その大学の院生だった。田上の名前に覚えがあった湯川は、ひとつの論文を思い出す。その論文の内容に興味を持っていた湯川は、田上に名刺を手渡すと、いつでも連絡してくれ、と言って彼と別れた。すると湯川の前に薫が現れた。水死した女性・篠崎怜子は、この大学の学生だったのだ。

湯川の姿を見つけた薫は、再び相談を持ちかけたが、全く取り合ってもらえない。そのとき、掲示板をふと見た薫は、「皮膚疾患治療の先端技術」という文字を見つける。ここで聞けば壊死の原因がわかるのではないかと思った薫は、その研究室を訪ねてみた。すると、そこには白衣姿の田上の姿があった。しかし、田上は薫の問いに「心臓麻痺とは関係ないのではないか」という。

その後、田上は湯川を訪ねた。そこで田上は科学者として軍事産業に関わりたいという話をする。それを聞いた湯川は、なんとなく妙な違和感を覚えるのだった。そして、薫に「もう一度、あの事件の詳細を教えてくれ」と電話を入れた。湯川は事件そのものではなく、死に方に興味を持ったのだ。そして、研究員たちに「殺人」「兵器」「心臓麻痺」などのキーワードで世界中のサイトを調べさせた。

過去半年の心臓麻痺について調べろと言われた薫は、もう一度田上のところに「外部から心臓麻痺を起こす方法はないか」と話を聞きにいく。それを聞いた田上は、何かを考え込んでいて……。

研究員の出してきた結果を見た湯川は、サイトの管理者に「あなたはなに人ですか？」と送る。その画面を見ているのは、田上だったのを湯川は知る由もなかった…。
その時、薫がやってきて、今までに似たような例が２つあると言った。それを聞いた田上は、今までの共通点として、心臓麻痺、あざがある、健康であるに加えて、水の中であるという。

薫はその結果を田上に見せてしまった。そして湯川の反応を聞きたがる田上に「先生は迷ってます」と言い、薫自身、まわりは事故としてしか見てくれないとこぼす。「じゃあ、事故なのでは？」という田上に、湯川がそういうなら、私はそれを信じるという薫。そんな薫に、田上は「ホテルの宿泊券のレディースプランが当たったから」と宿泊券をプレゼントする。

湯川は田上に電話をし、「会いたい」というが、田上は用があると断る。そんな田上に「殺したのは君だろ」と単刀直入に切り出す。が、田上はそれをはぐらかした。電話の間じゅう、湯川の耳には鈴の音が聞こえていた。

薫がホテルで食事を満喫していると、そこに田上がやってきた。薫は驚きながらも、それを受け入れる。
そのころ、湯川は助手の言った「超音波加工機」という言葉から、あることに気づいていた。
そして、実験を始める。

と、薫の携帯がなった。慌てて外に出て電話に出ると、それは湯川だった。今回、皮膚を壊死させ、心臓麻痺を起こさせた原因を語る。薫は「明日から捜査を再開します！」というと、湯川が止めるのも聞かずに、電話を切ってしまった。
すっかり酔ってしまった薫を田上は部屋まで送り、「ゆっくりお風呂に入って」という。薫がお風呂に入ってうとうとしているところに、警察が乗り込んできた！　しかし、つかまったのは田上ではなかった……。

田上が平然とホテルを出て行こうとすると、そこに湯川がいた。湯川は「部屋にいた男はいずれ、君に金で雇われたと話すだろう」というが、それでも田上はしらばっくれる。すると、湯川は「彼女に心臓麻痺との関連を見破られるなんて、あれは失敗作だ」と言い放ち、「おれはアザも残さない……」とその場を去った。

後日、薫はまた湯川の研究室にいき、「自分が情けない……」とグチるのだった。

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