ガリレオ第9話あらすじ完全版

ガリレオ

[第9話]

12/10放送

内海薫（柴崎コウ）と弓削（品川祐）は文化祭で防犯に関する公開授業を行うために管内の中学校を訪れるが、生徒は誰もこなかった。仕方がなく、生徒の展示でも見ていこうとよったところで、「ゾンビのデスマスク」という石膏の仮面を見つける。
するとそこに、藤川伸江（泉晶子）という女性が現れ、この顔は失踪した自分の息子に間違いない、と言い出したのだ。仮面を制作した生徒によれば、展示した仮面は、自然公園の池で拾った金属製の仮面を型にして作ったものだという。

薫は湯川学（福山雅治）の研究室に行き、それを報告した。
実際、池の底に沈んでいた男性の遺体を発見し、その被害者は、帝都大学原子力工学科の卒業生で、医療機器メーカー勤務の藤川雄一（坂本真）という男だった。薫はそこで、元・原子力工学科の教授が木島征志郎（久米宏）だと知る。

死体の顔型が池に浮かぶという現象に興味を抱いた湯川は、薫とともに自然公園を訪れる。その池は、不法投棄が跡を絶たない場所だった。
藤川は11月1日までに失踪したということしか今のところわかっていなかった。湯川は藤川の額に銃痕があったことに目をつけていた。するとそこに、監察医の桜子（真矢みき）から連絡が入り、藤川が放射線被爆していたことが判明する。

薫が調べたところによると、藤川が勤務していた会社を設立したのが、帝都大学原子力工学科の元教授・木島、つまり、藤川の恩師だったのだ。そして、藤川が消息を絶つ５日前、藤川と木島が言い争っている姿も目撃されており、藤川は会社をやめていた。
薫と弓削は、木島に事情を聞きにいったが、本人は海外出張中で不在だった。だが、木島の秘書・京子（本上まなみ）によれば、藤川が殺害されたと思われる時期も、木島は海外出張中だったらしい。
木島について湯川に尋ねても、「僕は忙しい」の一点張りだった。いつもと違う湯川に気づいた薫が、木島と何かあったのか問うが、湯川は答えようとしなかった。

そんな折、警視庁の草薙（北村一輝）が薫たちを訪ねてくる。草薙は、１ヵ月半ほど前に龍仁湖で起きた爆発事故の話を切り出した。湖に浮かんでいたボートが大爆発を起こし、乗っていたと思われる成人男性が死亡した事件だった。そのときに発見された成人男性の肉片から、被害者が放射線被爆していたことがわかったというのだ。薫たちは、藤川の事件と爆発事故の関連性について調べ始める。

一方、栗林（渡辺いっけい）は湯川に「特にこの事件にはかかわらない方がいい。イヤなことは忘れた方がいいんです」と進言するが、湯川は「ただ、事件に興味があるだけだ」と返す。

湯川が再度、池にいくと、不法投棄物を処理している原沢という男に出会った。原沢は学者先生なら、ゴミが出ないような方法を考えてくれという。湯川は「おっしゃるとおりです」と言いながら、ゴミを一つ一つ見せてもらう。そこで湯川はとあるものを発見し、「謎が解けた」と薫に電話を入れた。そして、湯川は薫の眼の前で、デスマスクを作る実験を成功させる。
薫は藤川の死亡した日、デスマスクが作られた日などを整理し、目撃証言を洗いなおすことにした。
そこに弓削から電話が入り、龍仁湖で死亡した男の身元がわかったという。男は梅里（升毅）といい、藤川と同じ会社の同僚だった。

一方、湯川は木島に会いにいっていた――！

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