フリーター､家を買う｡第7話あらすじ完全版

フリーター､家を買う｡

[第7話]

11/30放送

誠治（二宮和也）の母・寿美子（浅野温子）が退院してから、誠治の父・誠一（竹中直人）が寿美子の看病を自主的に手伝うようになる。そんな姿を見た誠治は嬉しかった。

一方、仕事では大きな事故が起きた。大悦土木のバイト仲間・哲平（丸山隆平）が作業中の事故で病院に運ばれたのだ。誠治（二宮和也）が病院に駆けつけると、大悦土木の社長・大悦（大友康平）や真奈美（香里奈）の姿が。哲平は意識不明の重体で集中治療室にいた。

現場責任者の真奈美は自分を責めるが、大悦は「避けられない事故だった」と真奈美に言う。しかし翌日の真奈美は事故のショックからか、心ここにあらずの状態で、作業中なのにボーっとしていることが多かった。そんな真奈美を、大悦は叱った。

その日の夜、哲平は意識を取り戻す。病院に駆けつけた真奈美は哲平に謝罪するが、哲平は「運が悪かっただけで真奈美には責任はない」と言葉を返した。しかし翌日、真奈美は仕事を休んでしまう。大悦は、「真面目で責任感が強い人間ほど自分を責めてしまう」と真奈美を心配した。

哲平のケガは順調に回復していた。しかし、今までどおり土木の仕事ができるかどうかはわからない状態であることを知る。ショックを受けた哲平は、あかりに「（見舞いには）もう来なくていい」と言うのだった。

哲平の言葉にショックを受けたあかりは誠治に相談する。誠治が哲平を訪ねると、哲平は自分の辛い胸の内を話した。哲平は、自分は土木の仕事しかできないのに、それができないのであれば、これから先、あかりを幸せにはできないと考えたのだ。その話を、偶然、見舞いにやってきた真奈美が聞いてしまう。真奈美は病院を飛び出して行ってしまった。心配した誠治は真奈美のマンションを訪ねると、真奈美は「もう、続けていく自信がなくなった」と告げる。

「もう来なくていい」と哲平から言われてしまったあかりだったが、それでも見舞いにやってきた。「一緒にリハビリを頑張る」というあかりは言った。あかりの言葉が哲平は嬉しかった。

一方、誠治は、誠一から「アルバイトのせいで就職活動が後回しにならないように」と忠告される。誠一の言葉に、誠治は「時給がいいし、融通がきく」と答えた。それを聞いていた寿美子は「それだけ？」と誠治に問いかけるのだった。

求職活動のためにハローワークを訪れた誠治は、職員・北山（児嶋一哉）と話をしているうちに、ふと、寿美子の言葉を思い出し、ハローワークを飛び出した。原付バイクに乗って真奈美のマンションに向かう誠治だったが、あいにく真奈美は留守だった。誠治は真奈美を探し始める。誠治は真奈美を見つけると「会社を辞めないように」説得する。誠治の言葉を聞いた真奈美は涙を流した。じつは真奈美のもとに、大悦土木のスタッフたちから励ましの電話やメールがたくさん届いていたのだ…。

その後日、出勤してきた真奈美は、喜嶋建設と大悦土木の合同バーベキュー大会を開くことを告げる。

バーベキュー大会の日は、哲平もやってきた。誠治も、哲平も、真奈美も、仲間たちと楽しい１日を過ごした…。

帰宅した誠治は、寿美子に就職の話をする。「いい人たちがいる会社が見つけられるといいな」という誠治に、「見つけられるといいね」と、寿美子は微笑むのだった。

12/21 第10話

12/14 第9話

12/07 第8話

11/30 第7話

11/23 第6話

11/16 第5話

11/09 第4話

11/02 第3話

10/26 第2話

10/19 第1話