キイナ～不可能犯罪捜査官～第6話あらすじ完全版

キイナ～不可能犯罪捜査官～

[第6話]

02/25放送

小学校の教諭をしている牧野（泉政行）が、自室のアパートで死体で発見される。ドアには内側から鍵がかかっていて、完全な密室だった。
“べっぱん”のキイナ（菅野美穂）とタケル（平岡祐太）が捜査に呼ばれたのは、その部屋の異様な光景からだ。牧野の部屋には、魔除けのお札やお守りなどが壁を埋め尽くすほどに祀られていたのだ。
しかし、室内は物色されたあとがないことから、殺人の可能性は低いと判断される。

ところが、「先生を呪い殺した」という少女が現れる。莉子（森迫永依）と名乗る少女は呪いの人形で牧野先生を呪ったというのだ。「恋人はいない」と言っていた牧野先生が立川先生（入山法子）と仲良さそうに歩いている姿を見て「不幸にしてやろう」と呪いをかけたという。

キイナは莉子に「二度と人を呪わない」と約束をさせた上で、きちんと調べることを約束する。莉子の話を聞いていると、取調室の外に莉子の父親が現れた。なんと真一郎（塚地武雅）だった！　

真一郎には3人の子どもがいたのだ。4年前に妻は亡くなり、今は男手ひとつで3人の子どもを育てているという…。
真一郎に子どもがいることに驚くキイナだったが、「嫌われていたわけじゃないんだ！」と、ホッとしていた。

莉子の通う学校周辺では、児童の間で呪いの人形や“こっくりさん”が流行っていた。
さらに、牧野は３カ月ほど前から、釘の打たれたワラ人形が郵送されたり、体調を崩したりして、「いつか、自分は呪い殺されるかもしれない」と恐怖を感じていたという…。

また、学校周辺で赤いコート姿のうえ、マスクで顔を隠した“マスクの花子さん”が出没していて子どもを怖がらせていた。

キイナとタケルが捜査をしていくと、牧野にはアナフィラキシーショックというアレルギーがあることが判り、さらに調べていくと、牧野はスズメバチに刺されて死んだ事が判明する。

そんな中、牧野先生が死亡した日、牧野先生のアパートの部屋の前に“マスクの花子さん”がいるところを目撃した子どもがいたのだ。じつは莉子も“マスクの花子さん”の顔を見たことがあった。莉子の協力を得て、似顔絵を作成すると、キイナはその似顔絵に似た人物が犯罪者ファイルの中にいた気がすると言い、膨大なファイルの中から女を探し出す。
その女は、過去にストーカー事件を起こしていた。牧野との接点もある。女は大学でスズメバチに関する研究も行っていた。“マスクの花子さん”にはスズメバチを入手することが可能だったのだ！

そんなある日、莉子は登下校中に“マスクの花子さん”を目的する。ひとりで後をつけ、途中の公衆電話からキイナに助けを求めるが、倉庫の中に入った“マスクの花子さん”を追いかけて見つかってしまう。

鉄パイプを持って莉子に襲い掛かる“マスクの花子さん”。間一髪のところで莉子を守ったのは、父親の真一郎だった。その後、キイナとタケルが駆けつけ、“マスクの花子さん”といわれていたその女を取り押さえた…。

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