キイナ～不可能犯罪捜査官～第7話あらすじ完全版

キイナ～不可能犯罪捜査官～

[第7話]

03/04放送

投資会社を経営する田所（三上市朗）が自宅マンションに帰宅したところ、マンションのエントランスで、鉄パイプを持った女に何度も撲りつけられた。

その犯人として、捜査一課・主任の津田（金田明夫）の愛妻・真美子（宮崎美子）が現行犯逮捕される。
田所は死亡しなかったものの全身を殴打されて重症、病院に搬送されていた。

雅（沢村一樹）は、津田に捜査からはずれるように指示した。津田は自宅待機をすることに…。

真美子の取調べはキイナ（菅野美穂）とタケル（平岡祐太）が担当した。真美子は「田所が持ちかけた沖縄のリゾート開発に関する投資話を信じて、2000万円もの大金を騙し取られた」と話す。そして、憎くて、殺さなきゃいられなくなったと供述した。

ところが、入院中の田所は「真美子には会ったことがない」「騙した覚えもない」「人違いだと思う」「被害者は自分の方だ」そう証言する。

さらに真美子の取調べを進めていくと、真美子は田所に招待されて沖縄に視察旅行に出かけたと供述する。現地での出来事など具体的に話をするが…津田と娘は、「その日、真美子は間違いなく東京の自宅にいた」と証言した。

雅に内緒で、キイナとタケルは津田の自宅を訪ねる。
津田は、真美子が沖縄に行っていないと言い切るには理由が他にもあるのだと言った。「真美子は飛行機恐怖症で飛行機に乗ることができない」と言うのだ。さらに、「夫婦で海外旅行をするために、心療内科のカウンセリングを受けている途中だ」ということも明かした。

それを聞いたキイナたちは、早速、真美子の担当医・桐島（荻野目慶子）を訪ねて話を聞いた。そこで「真美子さんの飛行機恐怖症は治ったのか」と聞くと、「本人が飛行機に乗れたのであれば、治ったのかもしれない」と話す…。

警視庁に戻ると捜査一課に津田がいた。津田は管理官・御手洗（草刈正雄）に「辞表」を提出しに来ていたのだ。

キイナの顔をみながら津田は「もうひとつ気になることがある」と打ち明ける。事件の夜、家の電話がワンコールだけ、それが同じ間隔で３回鳴った気がすると言うのだ。

その話を聞いたキイナは催眠術の可能性を疑い、桐島を怪しいとにらむ。たくさんの催眠術の資料に目を通したキイナは“催眠術によって、殺人を仕向ける方法”を発見するのだった。

キイナの考えたとおり、犯人は桐島だった。真美子は催眠術で桐島の記憶をすり込まれ、田所を殺害しようとしたのだ。

真美子は釈放され、津田はキイナや一課のメンバーに礼を言う。その様子を見ながら、御手洗は津田の提出した辞表を破るのだった…。

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