曲げられない女
[第5話]
02/10放送

璃子(永作博美)が早紀(菅野美穂)の部屋に転がり込んでくる。
さらに酔っ払った藍田(谷原章介)もやってきて、「好きだよ」と言うなり早紀に抱きついた。そのままキスされそうになるが、早紀は藍田の顔を思い切りひっぱたく。そこに璃子(永作博美)がやってきたので、藍田はそのまま帰っていった。

早紀は藍田との関係を悩んでいた。
「友達じゃだめなのか」と璃子に相談するが璃子は「そんなのはダメ」と言う。

翌日、出勤した早紀は、事務所にいた中島(平泉成)に、「友達ってどうやったらなれるものなんでしょう」と真面目に質問する。すると中島は「気が付いたらなっているものじゃないかねえ。友達なんて」と答えた。

家に帰ろうとしない璃子を心配する早紀。しかし璃子は「何もない」と言うばかりだ。

そこで早紀は璃子の家に行くことに。
早紀が璃子の家の前に来たとき、藍田一家は車で外食にいく途中だった…。

自宅に戻った早紀は璃子の義母から預かった郵便物を璃子に渡す。
義母は、璃子が勝手に出ていったのだから放っておいて欲しいというのだ。
妻らしいことも、母らしいこともしていないから、居てもいなくても構わないと…。

義母の言葉を聞いた璃子は、夫が浮気していることや義母が自分から子供を奪っているんだから私は悪くないと主張。さらに「友達でもないのに勝手なことをしないで!」と早紀に逆切れした。

その後も璃子は家に帰らず、かといって離婚する決断もできずにいた。
そんな璃子に早紀は「友達じゃありませんしね」とポツリ。

勤務先で仕事をする早紀。そこで中島の言った「どんなときにもかわらないのが本当の友だちというもんだよ」
という言葉が胸に響いた。

そんなある日、璃子は子供達を早紀のマンションに連れてきてしまう。それも後で夫や義母が来ると子供に嘘をついて連れてきてしまったのだ。もちろん夫や義母には内緒に、だ…。

そのうち、子供達は璃子の嘘に気づき、「おうちに帰りたい」と泣き出してしまう。
子供達を連れてきたものの、子育てをしてこなかった璃子には接し方がわからず、部屋を出て行ってしまう。
見かねた早紀と藍田が子供達の面倒をみた。

そのうち、下の男の子が持病のぜんそくの発作を起こす。薬は持ってきていないそうだ。
早紀は璃子の携帯電話に連絡をするが留守電に変わってしまい、つながらない。
仕方なく、早紀が病院へと連れて行く。
じつはそのとき、璃子はウィンドウショッピングしていた…。

早紀のマンションに戻った璃子。子供達のためにおもちゃを買って来たという。
早紀はそれまでの出来事を璃子に報告した。
それを聞いた璃子は子供達が義母になついた経緯を告白すると「子どもと川の字で寝るのが夢だったのに…」と言った。

璃子の夫と義母は警察署に子供達の捜索願を出し、早紀のマンションに訪ねてくる。
「子供は帰さない!」と扉を開けない璃子。扉を叩き、騒ぐ、夫と義母…。

早紀は、ひとまず子どもたちを帰すように説得するが、璃子は「私の幸せを奪わないで!」「私なんか誰にも必要とされていない」と叫んだ。
その言葉に早紀がキレた。早紀は璃子を叩くと、子供達を引き止めているのは璃子の幸せのためで子供のためではない。子どもはアクセサリーじゃない、とピシャリ!
早紀の言葉に目覚めた璃子は、子どもたちのそばに行くと謝った。そして「これからは『ママと一緒にいたい』と言ってもらえるようにガンバル」と子供達に言うのだった。

夫と義母は璃子に離婚届を渡し、子供達を連れて帰ろうとする。
璃子は「子供達のことは絶対にあきらめませんから。だって私は、もうひとりじゃないから」と義母と夫にしっかりと言い、子供達には笑顔で手を振り見送った。

夜、早紀は司法試験の勉強をしていると、突然、胸の苦しみを覚えて倒れてしまう…。

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01/13 第1話

キャスト
荻原早紀 / 菅野美穂(かんのみほ)
32歳。弁護士の有能なアシスタント(時給・・・
坂本正登 / 塚本高史(つかもとたかし)
早紀(菅野美穂)と大学時代から付き合って・・・
長部璃子 / 永作博美(ながさくひろみ)
高校時代の同級生。有閑マダムである。
藍田光輝 / 谷原章介(たにはらしょうすけ)
警察キャリア官僚。女好きである。早紀(菅・・・

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