曲げられない女第8話あらすじ完全版

曲げられない女

[第8話]

03/03放送

璃子（永作博美）や藍田（谷原章介）と喧嘩してしまった早紀（菅野美穂）は、一人ぼっちで出産と司法試験に挑戦しようとしていた。
でも本当は、２人と喧嘩してしまったことを後悔している…。

相変わらず貧乏暇なしの金欠状態の早紀。
ある日、産婦人科で検診を受けるが、出産費用の高さに驚きを隠せない。
仕事に、司法試験の勉強にと、早紀の毎日はハードスケジュールが続いていた。

一方、3人目を妊娠したことをきっかけに夫の家に戻った璃子は、相変わらず姑からいびられっ放し。でも早紀と暮したことで少し強くなったみたいだ。

藍田と正登はホテルでバッタリと出くわす。正登は別の女性と結婚することになり衣装合わせに来たという。「好きでもない女といっしょになっても、うまくいかないよ」と藍田は言うが、そういう藍田も父が勧めるお見合いで来ていた…。

そんなある日、早紀は体調を崩す。熱があり、セキも出た。セキをした弾みで眼鏡を壊してしまうが修理するお金がない。それどころか生活費も底をついた。とりあえず部屋にあった本を売ろうと、妊婦なのに重い本を持って出かけた。

帰宅途中、マンションのエレベーターで、いつも親子喧嘩をしている大学生とその母親とばったり会う。そこで早紀は倒れてしまった。倒れた早紀を大学生のお母さんはおぶってタクシーに乗せ、病院へと運んだ。

早紀が目を覚ますと、かかりつけの女医さんが怒っている。「あなた、妊娠なめてない？」女医さんはそう言うと、「このままでは赤ちゃんも勉強もダメになる」と早紀を叱った。

早紀が生活に困っているのを知った正登（塚本高史）は、「早紀が望むなら今の彼女と別れてお前と結婚する」とバラの花束を持って三度目のプロポーズをする。

その後、璃子と藍田が早紀のマンションにやってきた。しかしそのときは早紀の姿がなかった。留守と思って帰ろうとすると階上から声が…。

２人が行ってみると、早紀は「死んでやる！」と暴れる大学生をなだめながら説教をしている最中。早紀は璃子と藍田を話題にして生きることの大事さを力説していた。
なんとかその場が収まり自室に戻ろうとした早紀は、璃子と藍田の顔を見た途端、その場に崩れるように倒れてしまう。そんな早紀を藍田はおぶって部屋へ戻った。

「ありがとう。私、２人に伝えたいことがある」早紀はそう言うと、「私が辛いときや苦しいとき、助けてください。お願いします」と頭を下げた。
それを見た璃子と藍田は「それは　こっちのセリフだけどね」と笑顔を見せる。それぞれが大切な友人と気づいた早紀、璃子、藍田。こうして3人は仲直りをした。

間もなくやってきた早紀の誕生日は3人でお祝いをした。藍田の作った料理を早紀と璃子が美味しそうに食べる。それが藍田には幸せのようだった。

早紀や藍田と話をした璃子は、正式に夫と離婚することを決意した。自分のいるべき場所はここではないと璃子は気がついたという。離婚届を義母に渡すと「長い間お世話になりました」と頭を下げた。
ところがそのとき、義母が倒れてしまう…。

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