プロポーズ大作戦第6話あらすじ完全版

プロポーズ大作戦

[第6話]

05/21放送

今回健がタイムスリップしたのは､礼と哲也が２人きりで写る写真。礼の誕生日であった。
その当日、礼の建築図面の腕をかっていた哲也はコンペに出品しないかと持ちかける。何でも提出するはずだった生徒が突如辞退したというのだ。図面の締め切りは今日の消印まで。前回提出した課題に手を加えれば大賞も狙えると豪語する哲也､悩む礼を後押ししたのは健だった。何故ならこのコンペで礼が最年少で大賞に輝き､大学院への推薦がもらえることになったことを健は知っていたのである。
これが理由で誕生日に図面と向き合うことになった礼。当然、予定していた誕生日パーティーもなくなってしまった。健は幹雄に頼み込んで､幹雄の働くパチンコ屋で日払いで雇ってもらい、礼にプレゼントをと考える。しかし、健は運悪く高熱で倒れてしまう。
その頃エリは密かに心に決めたことがあった。別れようと言われた彼氏にもう一度体当たりすること。その想いを知った礼も触発されるのであった。
中３の卒業式､礼はどうしても渡せなかったラブレターがあった。そのラブレターを今でも大切に持っている。ラブレターの宛先には､「ケンゾーへ」と書かれていた。
１０代最後の誕生日､図面に向かいながらも風邪で倒れた健が気になって仕方が無い。礼はいてもたってもいられず､学校を飛び出して健の家に向かった。もちろん渡せなかったラブレターを持って。礼は健の家にたどりつく。自分の思いを伝えようと意気込んだのに､なんと健は家にいなかったのだ。
一方､健はというと､辛い体に鞭をうち､礼が図面を届けに来るであろう深夜営業の郵便局でプレゼントを抱えながら礼を待っていた。
どうしてもすれ違う２人。礼はふと思う､そう言えばいつもすれ違ってばかりだった。礼はラブレターを紙飛行機にすると､自分の想い諦めるかのように飛行機を飛ばした。
２４時を過ぎて郵便局が閉まっても礼は来なかった､健は家に帰った。部屋には礼がいた痕跡が・・・息つく暇もなく健は学校へと走り出す。
学校に戻った礼､そこには礼の帰りをずっと待っていた哲也がいた。礼は図面を必死に仕上げる､哲也が協会に電話をし､明日の朝まで締め切りを延ばしてもらえたのだ。
図面は無事完成！礼と哲也は２人で祝杯をあげる､健への気持ちをきっぱり諦めることにした礼は思わず涙がこみあげる。そんな礼を励ます哲也､２人の距離は確実に縮まっていた。そして２人は一緒に記念撮影をすることに。
健は走る､学校に着くと研究室には明かりが。そこへ向かってひたすら走る。そして研究室にたどりついた瞬間､礼と哲也がカメラの前で仲良く並んでいる姿が・・・と同時にシャッターはおりた。
結婚式場に戻る健､やっぱり自分は礼の隣にはいない。スライドショーの写真は､仲良くうつる礼と哲也､その後ろの方､誰も気づかないような窓ガラス越しで唖然としている健が写りこんだ写真に変わっただけだった。
結局何をしてもすれ違う事が､今回ほど痛感することはなかった。果たしてタイムスリップは意味があるのだろうか？健の中で､何かがはじけた…。

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