猟奇的な彼女
[第3話]
05/04放送

三朗(草なぎ剛)は凛子(田中麗奈)にマンションから出ていってくれと告げようとする。だが、食事もせずに小説を執筆していた彼女のために料理を作らされるはめに。三朗はそこにたまたまやってきた五月(市毛良枝)から、凛子は今度の小説で作家デビューできなければ大島の実家に帰ると親に約束していることを聞く。確かに彼女の部屋には大島行きのフェリーの切符が貼られていた。

凛子は無事に小説を書き上げた。タイトルは「憂鬱な薔薇」。三朗はそのタイトルが書かれた1枚目の原稿用紙にコーヒーをこぼしてしまい、凛子に書き直せと言われるが「憂鬱」も「薔薇」も、さらには彼女の名前の「凛子」も漢字で書けなかった。

そんな中、南(松下奈緒)の誕生日がやってきて、三朗はついに告白しようと決意。ストール。代官山の店にかわいいストールが売っていたが、高くて買えなかったと言う。1枚しか残っていない。凛子に電話して買ってきてくれと頼む。一足先に夏目(上川隆也)が買っていた。二人で会う約束をする。

帰宅した三朗は、凛子はからストールは売り切れだったと言われ、ショック。なぜか凛子はコスプレ姿だった。彼女の小説出版記念で、研究室の面々が三朗の部屋で仮装パーティーを開いてくれているという。まだ出版できるかも分からないのにと言う三朗がベランダで凛子と口論していると、部屋から鍵が掛けられ、そのまま出られなくなってしまった。南との約束の時間は迫るばかり。

そこで、三朗は凛子から別れた恋人は「憂鬱」も「薔薇」も書いてみせたと聞かされる。彼の部屋にはいつも青い薔薇が飾ってあったらしい。その部屋には行ってみたのかと尋ねる三朗に、凛子は彼はもう引っ越していたと言う。

やがて、五月のおかげでベランダから脱出できた三朗は南のもとへ急ごうとする。すると、凛子の部屋の電話が鳴った。三朗は凛子に南からかも知れないからと言われ、部屋に連れ込まれる。その隙に南が三朗の部屋を訪ねてきて、二人は入れ違いになっていた。

ついに三朗は傍若無人な凛子の振る舞いにキレてしまい「出ていけ」と叫ぶ。そんなことを命令される筋合いはないと言う凛子だったが、出せもしない小説のために大騒ぎして…という三朗の言葉に激怒。先ほどの電話は出版社からの断りの連絡だったのだ。三朗は言い過ぎてしまったことを反省。だが、時すでに遅く、凛子は荷物を持って出ていってしまい、健作(谷原章介)が彼女を追っていく。

三朗は自分の部屋にあった青い薔薇を見つける。それは隣の部屋にすんでいた人が置いていったからと五月がくれたものだった。はっとした三朗は健作に電話し、凛子が船に乗ったという港へ急ぐ。そして、間一髪でその船に乗り込んだ。

三朗は夢も恋もあきらめるなと凛子に言う。だが、その船は大島行きではなく、ただの遊覧船だった。ちょっと頭を冷やしたかっただけだというのだ。凛子が「憂鬱」も「薔薇」も書けないくせにと馬鹿にすると、三朗は「書けるよ」と言って、自分の手のひらに「凛子」と書いてみせた。そして、姿を消してしまった恋人を一緒に捜そうと告げる。それを聞いた凛子は過労と風邪でふらつき、三朗が抱きかかえる。だが、健作から三朗の居場所を聞いて駆けつけた南が、その姿を目撃してしまった。

帰宅した三朗は凛子を部屋に寝かしつけた後、彼女の定期入れに恋人の野々村(市川染五郎)と撮った写真を見つける。そのころ、何者かが同じ写真を手に、彼らのアパートを覗いていた…。
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05/04 第3話


04/27 第2話


04/20 第1話

キャスト
眞崎三朗 / 草なぎ剛(くさなぎつよし)
江戸橋大学、理学部海洋生物学科講師。仕事・・・
高見凛子 / 田中麗奈(たなかれいな)
小説家を目指すアルバイト貧乏。当然のこと・・・
浅倉南 / 松下奈緒(まつしたなお)
江戸橋大学理学部海洋生物学科の研究生。シ・・・
如月春夏 / 鈴木えみ(すずきえみ)
数島健作 / 谷原章介(たにはらしょうすけ)
夏目圭輔 / 上川隆也(かみかわたかや)
祐天寺柚子 / 松嶋尚美(まつしまなほみ)
五藤茂市 / 山田親太朗(やまだしんたろう)
林田若葉 / 大石参月(おおいしみつき)
嶋木優衣 / 小久保利恵(こくぼりえ)
林田五月 / 市毛良枝(いちげよしえ)

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