SP
[第3話]
11/17放送

病院での警護中、交代で食事に出ることになった井上(岡田准一)だが、胸騒ぎを覚えて引き返す。案の定、元総理大臣の加藤(露木茂)の手術室前で警護に当たっていた笹本(真木よう子)を6人のテロリストたちが襲撃。彼女と看護師を人質に取り、病院を占拠し始めていた。

犯人の一人、金田(北村有起哉)は館内放送で病院の占拠を宣言。医師や看護師、患者たちに1階ロビーへ集まるよう、命じる。その状況が唯一伝わっていない手術室では、着々と加藤の手術が進んでいた。病院へ戻った井上は医師になりすまそうと、更衣室で白衣を着る。そこで犯人の一人に見つかるが、正体はばれないまま、1階へ向かった。

金田は加藤の家に電話を入れ、妻の君枝(島かおり)に病院を占拠したことを通告。秘書を家に呼ぶよう告げた。要求を飲まなければ、手術室に飛び込み、加藤の命は保証しないと言う。

病院が占拠されたという情報は警視庁に届き、尾形(堤真一)にも伝えられた。捜査は官邸主導で進められ、刑事部が当たることになった。警備部は犯人たちに加藤の情報を流した人間がいるという疑いで捜査から外されのだ。尾形はあくまで人質の安否を確認するためだけで、余計なことはするなと釘を差された上で病院へ向かった。

金田は加藤の家に電話し、秘書に身代金3億円を要求。秘書がそんな現金は用意できないと言うと、自由に操れる証券会社に連絡を取って10分以内に株の売買ができるよう、手はずを整えろと言う。加藤の命を担保に3億円分の株を買わせろというのだ。市場取引が終わる3時まで1時間を切っていた。秘書は犯人の要求に応じようとし、待機している警察から指示を待つよう命じられるが、聞き入れない。

病院の周囲を警官たちが取り囲み始めていた。その様子を不敵な表情で見つめていた金田は再び秘書に電話。指定した銘柄を証券会社の人間に買わせるよう命じる。従わなければ、加藤を殺すと告げた。指示通りの銘柄を買わせると、その株価は急騰する。

井上は犯人に頼み、看護師長の富永(深浦加奈子)とともにトイレへ。そして、彼らを監視するためについてきた犯人の一人を井上が撃破した。
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キャスト
井上薫 (いのうえかおる) / 岡田准一(おかだじゅんいち)
尾形総一郎(おがたそういちろう) / 堤真一(つつみしんいち)
笹本絵里(ささもとえり) / 真木よう子(まきようこ)

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