SP第9話あらすじ完全版

[第9話]

01/12放送

田中（野間口徹）は出所した山西（平田満）の監視に付いていたが、職場とアパートの往復をするだけで休日は外にも出ず、怪しい動きは何もなかった。田中はもうしばらく様子を見たいと言うが、上司から監視は打ち切るよう命じられる。

一方、尾形（堤真一）は２日後の大学の記念講堂完成式典に出席する麻田首相（山本圭）の警備を命じられていた。会議に参加した首相秘書は麻田の印象を悪くすることを恐れ、大仰な警護を拒否。最低限の規模で警護が行われることになる。その後、執務室に戻った理事官の西島（飯田基祐）は「２日後に決行」するよう、謎の男（古山憲太郎）に指示のメールを送っていた。さらに、大男（三代目魚武濱田成夫）にもその計画について、情報を流す。

その後、山西の前に高島の側近が現れ、金を渡そうとするが、もう過去のことは忘れたいと言って拒絶される。だが、山西は麻田が式典に出席することを知り、調査を始めていた。

やがて、田中は山西のアパートを訪問。留守だったため、大家に鍵を開けてもらい、中に入ると、壁一面に貼られた麻田に関する記事を目の当たりにし、驚く。

式典前日、山西は会場を訪れていた。同じ頃、謎の男もやってきていた。謎の男はビジネスホテルにチェックイン。バッグから銃を取り出し、シミュレーションを始める。その夜、山西はパトロール中の警官を襲い、拳銃を強奪した。

第４係では尾形が井上（岡田准一）たちに麻田の警護を命じる。井上は複雑な思いを隠しきれなかった。そして、その夜。井上は20年前の事件現場へ向かう。すると、隣のベンチには山西が座っていた。山西はしばし井上と目線を合わせた後、その場を去っていく。やがて、山西のことを思い出した井上は後を追おうとするが、既に姿は見えなくなっていた。

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