歌のおにいさん
[第9話]
03/13放送

真鍋(木村佳乃)が番組ラストために企画していた“ファイナルライブ”。スポンサーになってもらおうと、わざわざ安斉(吹越満)のところに頭を下げに行ったのに、健太(大野智)が安斉(吹越満)を殴ってしまい、企画は流れてしまう。

しかし、真壁はうれしそうだった。健太が安斉を殴るときに「好きで歌のお兄さんやっているんだ!」と言ったことに喜んでいた。

そんなある日、健太は明音(千紗)から、「ジゼルに戻ってきてほしい」と再度、頼まれた。
そんな明音を健太は「やりたいことがやれなかったら、それで逃げ出すのか。それじゃ俺と同じじゃねーか!」と叱咤激励するのだった。
それでも諦められない明音は、「もしバンドに戻ってきてくれるなら、前に渡した曲に歌詞をつけて…」とお願いして、録音したCDを渡して帰って行った。

健太は、家之子とでも悩んでいた。小さな工場の社長をしている父・光雄(小野武彦)が入院しているのだ。

『みなうた』の収録が終わった日、健太は光雄のお見舞いに立ち寄る。ちょうどテレビからは『みなうた』が放送され、病院にいる子どもたちが、光雄のテレビの周囲に集まっていた。
光雄は健太の顔を見ながら「最後まで諦めちゃダメだ」と言葉をかけられる。

健太は『みなうたファイナルライブ』をやることを心に近い、メンバーやスタッフを招集していく。そして最後には真鍋の心も動かし、『みなうたファイナルライブ』が開催されることになった。
「子どもたちの前で歌いたい」メンバーの願いはそれだけだった!!


『みなうたファイナルライブ』には、観覧希望の親子連れが長い行列を作り話題となっていた。
あの、黒柳徹子からも声をかけられる健太…。
そして『みなうたファイナルライブ』は始まった!!

健太は、会場にいる子どもたち、テレビの前の子どもたちに向かって、メッセージを送る。

「迷ったときはそれを飛び越えろ。きっと流れは変わる」。

ラストは、健太の作った『曇りのち、快晴』を歌い、『みなうたファイナルライブ』は大成功で幕を閉じた――。

ライブの盛況振りと、健太の新曲がヒットしたことで、『みんなでうたお!パピプペポン』は『みんなでうたお!! パピプペポンDX』と改名して復活を遂げる。
そして、今日も真鍋プロデューサーのもと、うらら(片瀬那奈)や守(丸山隆平)、キッズたちとともに、『みなうたDX』は放送されるのだった。 《完》


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キャスト
矢野健太 / 大野智(おおのさとし)
矢野健太は長年放送されてきた教育番組『みんなでうたお!パピプペポン』の“新人”歌のおにいさん。
元々はロックバンド『ジゼル』のボーカルとして活動していた男なのだが、ある日突然、そのバンドが解散。
しかもそれと同じタイミングで恋人にもフラれてしまった。
やることもない、恋人もいない、そんな生活が続いて家では家族にニート扱いされていた。
そんな彼がこのままじゃダメ人間になると必死に職を探した結果、なぜか歌のおにいさんになってしまった!?
一体どうして僕が歌のおにいさんなんかになっちゃうの!?
真鍋杏子 / 木村佳乃(きむらよしの)
『みんなでうたお!パピプペポン』を担当する凄腕の女性プロデューサー。
ベテランお兄さんの氷室が番組を支配している今の状況をなんとかしたいと毎日のように考えている。
そんな彼女がある日、番組にとって救世主となりそうな健太を見つけ、半ば無理やり健太を新人おにいさんにしてしまった。
果たして杏子にはどんな計画があるのだろうか!?
水野明音 / 千紗[GIRL NEXT DOOR](ちさ)
健太がボーカルを務めていたバンド『ジゼル』の紅一点。
愛らしいルックスの上、コアなファンも多い。
理由も伝えず、バッサリ健太に別れを告げたのがこの女の子である。
どうして突然健太をふったかは今のところ不明。
氷室洋一 / 戸次重幸(とつぎしげゆき)
『みんなでうたお!パピプペポン』の“ベテラン”歌のおにいさんで、番組を完全に支配している権力者。
周りからは王子と呼ばれており、逆らう者はだれもいない。
なぜなら彼に逆らえばあっという間に首を切られてしまうからである。
そんな彼は極度のナルシストでもあり、誰よりも自分が一番かっこいいと思っている勘違い男。
斉藤守 / 丸山隆平(まるやまりゅうへい)
健太と同じオーディションに参加し、見事に合格した“新人”歌のおにいさん。
音楽大学の声楽科を卒業した彼は以前から、将来は氷室のようなミュージカルスターになりたいと夢を抱いていた。
そのためにも歌のおにいさんとして人気を出してなんとか顔を売ろうと思っている。
明るいキャラクターで健太と比べるとはるかにおにいさんに向いているように見える。
美月うらら / 片瀬那奈(かたせなな)
元高松塚歌劇団のキトラ組に所属していた歌のおねえさん。
その実力は本物で、高松塚歌劇団で活躍していたころと同じくらいの活躍を見せている。
番組では常に氷室を崇拝しており、子どもの前で歌う童謡はなぜかいつもオペラ調である。
矢野さくら / 須藤理彩(すどうりさ)
健太の姉でしっかり者。弟は私がしっかり育てなければと幼い頃から父・光雄と一緒になに健太の尻を叩いて教育してきた。
もちろん大人になった今でも姉は健太にとって恐怖な存在である。
清水さやか / 滝沢沙織(たきざわさおり)
『みんなでうたお! パピプペポン』でメイクを担当している女性。そんな彼女の性格は一言で言えば“ツンデレ”。
番組の絶対的支配者である氷室に対しては常に優しくメイクも丁寧なのだが、なぜか新人の健太にはとてつもなく冷たい。
これは素なのかそれとも…。
小山克己 / 金児憲史(かねこのりひこ)
健太の実家である工場で働く男で、健太が心から信頼しているよき理解者。
健太が歌のおにいさんになった時も、家族にこのことを知られたくないという健太の願いを聞き入れ、
必死に隠蔽工作を手伝うことに。
矢野光雄 / 小野武彦(おのたけひこ)
健太の父で実家の工場を経営している。
幼い頃から健太と姉のさくらを一生懸命育ててきた男。
ろくに仕事もせず家にいる健太に対して、しっかり仕事をしろと怒鳴る日々だが、
本当は誰よりも健太のことを心配している。
中村洋子 / 永池南津子(ながいけなつこ)
『みんなでうたお!パピプペポン』の番組制作スタッフ。
氷室を怒らせと自分なんかすぐに首を切られてしまうと心配しており、
毎日のように氷室のご機嫌を影ながらうかがっている。

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