絶対零度～特殊犯罪潜入捜査～第4話あらすじ完全版

絶対零度～特殊犯罪潜入捜査～

[第4話]

05/04放送

「4係」に差出人無名の荷物が届く。
泉（上戸彩）が荷物を開けると人骨が入っていた。

検査の結果、11年前に捜索願が出されていた中学校教師・朝倉聡（中野英樹）だと判明する。朝倉は中学校で天文学部の顧問をしていた。
死亡時期は失踪とほぼ同時期であることもわかった。

4係はさっそく捜査を開始する。

まずは朝倉が最後に目撃された天文学部へ。
当時の目撃者だった水木（金井勇太）、風間（北条隆博）、四之宮（篠原真衣）に話を聞くが手がかりを得ることはできなかった。

その頃、目撃者の一人で同じく天文学部に所属していた火浦（遠藤雄弥）を泉と倉田（杉本哲太）が訪ねるが、火浦はマンションから転落した直後だった。
火浦は意識不明の重体。しかし彼の指紋から、火浦が荷物の送り主だと判明する。

火浦の自宅が家宅捜査され、証拠が押収される。そのなかから、水木、風間、四之宮らが写真や日誌のコピーなどが出てきた。

そんな中、朝倉が埋められていた穴が見つかり、穴の中からは、残りの骨やネックレスが発見された。

火浦のパソコンを調べたところ、火浦はブログをやっており、そこに“プロキオン”と“ベテルギウス”というニックネームの人物からコメントが多いことがわかる。さらに火浦がマンションから転落する前に、この2人と火浦がプラネタリウムで待ち合わせをしていたことがわかった。

さっそくプラネタリウムの防犯カメラを確認。火浦が会っていたのは、水木と風間であることがわかった。

水木と風間から話を聞くと、火浦を突き落としたことを認めた。ところが、それぞれ「単独行動」だと主張するのだ。

朝倉の埋められていた穴から出てきたネックレスは真紀のものだと判明する。
4係は真紀事情を聞くが、真紀は「知らない」の一点張りだった。

一方、火浦の部屋から出てきた天文部の日誌を調べていた泉は、「7月25日」だけが抜けていることに気付く。中学校を訪ねた泉は原本を見つけた。

その頃、意識不明の重体だった火浦が意識を取り戻していた。
火浦は「死んで罪をつぐないます」と書置きを残すと、そのまま姿を消してしまう。

火浦の件を水木と風間に告げると2人は11年前の犯行を自供した。

全ての元凶は一人の美少女・真紀が天文部に入部したことだった。
真紀は火浦・水木・風間のアイドル的な存在だった。
中学校教師の朝倉が真紀を襲ったので、それを助けようと火浦・水木・風間がもみ合っているうちに殺してしまったというのだ。

水木と風間は「火浦を助けて欲しい！」と涙ながらに訴えた。

捜査をしていた泉が、中学校の屋上で火浦を見つける。
この事件にはもうひとつ“隠し事”があったのだ。
じつは、朝倉は真紀を襲ったのではなかった。
真紀が万引きをしてそれを朝倉にとがめられた。両親に話されることを恐れた真紀は火浦に泣きついた。そこで何とかしようと、朝倉を殺害してしまったのだ。
「それを水木と風間に言えなかった」火浦は泣き崩れた…。

ところが…真紀は「私は悪くない」と言い張る。そして火浦・水木・風間を「赤の他人」だと吐き捨てたのだ…。

その言葉を、泉は胸を締め付けられる思いで聞いていた。

07/12 次回予告

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