また脱ぐのか!? 日本代表MF遠藤保仁の全国波ヌードに注目集まる

W杯南アフリカ大会で16強入りを見事果たし､帰国後はテレビ等メディアで引っ張りダコとなった日本代表選手たち｡
番組出演を通して､意外な素顔をも垣間見せた彼らだが､
個性豊かな代表選手たちの中でも一際異彩を放っている男といえば､やはりMF遠藤保仁(30=G大阪=)だろう｡

何を隠そうこの男､W杯開催直前の6月6日に全国波で｢ヌード｣を晒しているのである｡
しかもその番組がTBS系｢情熱大陸｣だというのだからさらに驚きだ｡

｢その日は刻一刻と近づいている｡じたばたしても始まらない｡この日の彼らを信じよう｣

真剣な口調のナレーションとともに始まった冒頭は､日本代表がその大きな可能性を示したイングランド戦の映像だ｡
セットプレーから奪った鮮やかな先制点｡
CKを蹴った遠藤にクローズアップされたかと思うと､突如お風呂場に向かう全裸の男が画面を覆った｡

カメラを気にせず体を洗い､湯船につかるその男こそ､まさに遠藤保仁その人｡

｢こんな姿､そう晒せるもんじゃない｣あくまで他人事のナレーション｡

｢こんな映像撮ったことがない･･･｣と戸惑うカメラマンを他所に､

｢変えていきましょう｡情熱大陸を｣と遠藤は力説した｡

一体誰が得をするのか｡

衝撃的な冒頭に目を疑うも､その後の密着取材を進めるにつれ徐々に遠藤という男のことが分かってくる｡

彼はあくまで自然体なのだ｡

自宅で3人の子どもと楽しそうに接する父親としての遠藤､日本代表として世界のピッチに立つ遠藤｡
そこには､なんの違いもない｡

遠藤は岡田監督に召集されたときのことをこう語っている｡

｢一番最初､俊(中村)と俺と佑二(中澤)が呼ばれて｡超真剣に､"ベスト4狙うから"そのためにやってくれるかって｣

｢お前らが中心になってやってくれ､みたいな､それは言われましたよ｡超真剣に｣

｢"はい､やりましょう!"みたいな｣

｢相当､難しいミッションですけど､やる俺らが､"いやー厳しいでしょ"とか思ってもね｣

今でこそ笑うものはいないが､大会開催前はほとんどのメディアが｢ベスト4は無理だ｣と岡田監督の目標を非難した｡
そんな中でも､気負いすぎず､いつもの自分にできることを｡
役割を役者としてではなく､あくまで自然体で､正面から取り組む姿勢を貫いた｡

｢なんとかなるでしょ｡なんとかなる｣

大会中も､順調に勝ちを進めていく中で､変に意識しすぎることなく､ピッチの真ん中で常に安定したプレーを供給してきた｡
司令塔としての能力の高さや､FKの精度の高さもそうだが､変わらないその飄々としたスタイルはチームの精神的支柱としても大きな意味を持っていたのだ｡

現在､18日の浦和戦での復帰に向けて調整中の遠藤だが､同日の情熱大陸に今度は松井大輔らとともに再度出演することが予定されている｡
またその裸体を披露するかは明かされていないが､再び遠藤の自然な姿がみれることに違いはないだろう｡

(2010年7月15日)

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