｢極上の寿司｣ドルトムント香川真司に大絶賛開幕スタメン確実か?

ドルトムントのMF香川真司は4日､本拠地のシグナル･イドゥナ･パークにマンチェスターCを迎えて行われた､移籍後初となるホームでの練習試合にトップ下でフル出場した｡
香川は1-1からの決勝点を挙げるなど､2得点に絡む大活躍｡
地元紙からは｢極上の寿司｣と愛称を付けられるなど､22日のレバークーゼンとの開幕戦に向けて期待が高まってきている｡

｢結果が欲しかったので､2得点に絡めたことは良かった｣

満面の笑みを浮かべ話す香川｡ホームデビューは最高の結果を得た｡

前半9分｡右からの横パスを受けると､切れのあるドリブルでペナルティーエリア内に進入｡
相手DFのファウルを誘いPKを獲得すると､FWバリオスの先制点をおぜん立てした｡

さらに後半5分には､左サイドのスローインからMFゲッツのパスを受けて再びゴール前へ突進｡
DFを振り切ってGKとの1対1に持ち込むと､左足でゴール右隅へ流し込んだ｡

ゴールを決めた後は背中の背番号｢23｣を両手で指さしてサポーターにアピールした香川｡
7月28日のドレスデン戦に続くゴールに､地元ファンの香川への評価は高い｡

地元紙ビルトは｢ハーフタイム直後に｢極上の寿司｣が最高の働きを披露してみせた｣と絶賛｡
また､レヴィアースポーツは1面に香川の写真を掲載して｢香川は見る者すべてを驚かせた｣と大々的に報道｡

｢彼はレギュラーの座に向けて確かな道を歩んでいる｡ドルトムントにやってきてから最短の時間で､すべての選手の中で最も飛躍した選手､という評価を手にした｣(スポニチアネックスより)

とベタ褒めした｡

3試合連続で先発し､開幕スタメンを確実にした香川は､

｢ゴール裏のサポーターは凄く迫力があった｡(リーグ戦になると)会場の雰囲気がさらに2倍になるというのは､本当に楽しみでしょうがない｣(同)

と早くも22日のレバークーゼンとの開幕戦が待ちきれない様子｡

｢リーグ戦でも結果を残せるように頑張りたい｡早く慣れて､もっとうまくなるように活躍できるようにやっていきたい｣(同)

と､リーグ戦で更なる活躍を見せることを誓った｡

(2010年8月6日)

その他のSOCCERニュース